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老々介護は結構つらい。退職することにした本当のわけ。

人には退職するのは「自由のため」「悠々自適」などと強がったことを理由にしていますが、本当のところは介護生活で妻が、今にも倒れそうになっているからです。

先日、妻がお風呂から上がってきたときに見た体がやせ細り本当に悲しくなりました。

優しい言葉をかけてやろうと思ったのですが、言葉が出ない。黙って、妻の濡れた体を抱きしめたました。

翌日、妻が体調を崩したので私が子供の弁当を作り。

box lunch

今日は夫婦で昼食に出かけ。夕食は子供達と一緒に作りました。

Yakiniku lunch

「月曜日から子供の弁当は私が作る」といったら子供達も手伝うと言ってくれた。

朝5時から弁当と洗濯。何とかなるか!

二人の母親

私たち夫婦には、それぞれ母親がいます。二人とも今年で90歳になります。

実母は妻と子供が住んでいる私の家で同居しているのですが、妻の実母は一人暮らしなので毎日妻が面倒を見に帰っているのです。

家事をすべてやりながら二人の親の面倒を見てくれている妻。本当に大変です。

みんなが一軒の家に住めたら、面倒を見るのも楽なのですが、親たちはわがままで、今住んでいる家が「私の家!他の家には絶対に移らない」なんです。

気持ちは解りますが、私たちの身にもなってほしい!

母親同士、仲が悪いわけではありませんが、どちらかの家に住むと引っ越してきた方の母親は肩身が狭い思いをするのは目に見えています。

「仕方がないか!」

これからどうする?

「私が働いて経済的に家庭を守れば後は妻が何とかしてくれる。」と思っていたが、主婦の労働は想像以上。

それに老人介護がおまけとくれば悲惨。

家庭を省み見なかった私、「本当に御免なさい!」

子供達は母親を間近に見ているので、私より状況を把握しているようで「家族で協力しよう」といったことに反応がいい。

解っていなかったのは私だけ?恥ずかしい次第。

少しは大人になってきたのか、子供達は経済的なことも、男の仕事の在り方も理解をしている事に驚きを感じている。

退職後は妻の負担を減らすために家事や介護をする。

いつか終わりが来るこの危機的な状況、将来も見据える必要がある。

子供と一緒に起業

子供達には企業という夢がある。

自分で「一級建築士事務所」を持ちたいと思っている次男と、いつかは自分が作った「ゲームソフト」を売り出したいと思っている長男。

短期間で成長したいため、上場企業を辞めてまで自分のスキルを磨ける企業に転職した子供。

普通の親なら反対をする所かもしれないが「目的」がはっきりしている。是非挑戦するべきだと思う。

一度きりの人生、「思いのまま」進めばいい。

家族で本当の幸せを築く

私が退職すると経済的には苦しくなかもしれませんが、「お金」より大切なものをしっかりと守っていきたいと思います。

そして子供達が成長するまで私自身が起業の準備を進めます。

家族に愛情いっぱいの妻、子供達も年老いてわがままな母親達も大切な家族。

日記のようなブログになりましたが、これは家族の記録。

厳しい状況でも、協力があれば乗り越えられるし、将来の夢も必ず叶う。