今回は、新調した低温調理器を使って「牛すじ肉の煮込み」を作作りました。
低温調理器の使い方はこちらの記事「男の料理|Amazonで売れ筋ランキング1位の低温調理器とは?」で詳しく解説していますので参考にしてください。
材料(4~5人分)
- 牛すじ肉:300g
- 岩塩:大さじ3(あく抜き用)
- 日本酒:100cc
- みりん:大さじ2
- 中ザラ糖:大さじ2
- 濃口しょうゆ:大さじ3
- 鷹の爪:2本
- 薬味ねぎ:適量
- からし:適量
調理(作り方)
1.低温調理器をセット
低温調理器を65℃、1時間30分にセットします。加熱が始まり設定温度まで上がるまで時間が掛かりますので、その間に「すじ肉」の下ごしらえと調味料を作ります。
2.すじ肉の「あく抜き」
一口大に切った「すじ肉」と塩(大さじ3)を入れ、「血抜き」と「あく抜き」をします。最後に水が透明になるまで水洗いできたら、下ごしらえは完了です。
※「血抜き」と「あく抜き」はこちらのページで詳しく解説していますので参考にしてください。
3.調味料を作る
小鍋に日本酒を入れ、沸騰させてアルコールを飛ばします。
アルコール分が抜けたら弱火にして、中ザラ糖(大さじ2)、みりん(大さじ2)、濃口しょうゆ(大さじ3)、鷹の爪(2本)を入れ、全体を馴染ませます。(このソースが味の決め手になりますので、味見をして自分好みに調整しましょう)
4.低温調理器で調理する
「あく抜き」をした「牛すじ肉」と3で作った「ソース」をジップロックに入れます。
※ 調理時間中は放置できますので、低温調理器のタイマーが切れる時刻をスマートフォンなどでアラームを設定しておくといいでしょう。
5.完成
以上で完成です。
すぐに食べないのであれば、小鍋などに入れて、冷ましてから冷蔵庫に保存しましょう。
※ 低温調理の場合、中途半端な温度で放置すると細菌が増殖することがありますので注意してください。
6.盛り付け
「薬味ねぎ」と「からし」を添えて食卓に出せば、お酒の肴にピッタリの一品になります。
まとめ
今回は、低温調理器を使って「牛すじ肉の煮付け」の作り方を紹介しました。
結論からいうと、「トロトロ」ではなく、ほど良い食感でお肉そのものの味がしっかりとします。煮込み用のタレのしみ込み具合も良く丁度いい感じでした。
もし「トロトロ」に仕上げたいのであれば、以下の観点からもうすこし低めの温度に設定した方が良いのかも知れません。
肉のタンパク質が硬くなり始める温度は62℃といわれていて、65℃を超えると肉の中のコラーゲンが収縮し始め硬くなります。
いずれにしても低温調理は様々な料理に使えて、調理中は放置できるのが魅力です。今後、温度と調理時間を試して、さらなる可能性を引き出したいと思っています。
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