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男の料理|充填豆腐の正しい食べ方「温奴(おんやっこ)」

On-yakko (warm tofu)

豆腐に木綿豆腐、絹ごし豆腐、焼き豆腐などの種類があることは御存じだと思いますが、充填豆腐は御存じでしょうか?

従来の豆腐は容器に充填した1丁ずつの豆乳と凝固剤(にがり)を加熱し、出来上がった豆腐を冷水にさらして容器から取り出します。一方、充填豆腐は豆乳と凝固剤を容器に充填、完全密封してから加熱凝固するため、缶詰と同様の殺菌効果があり、開封するまでは外気に触れることがありません。

そのため、従来の豆腐に比べて「賞味期限」が長く、1~2ヶ月以上も保存できるものもあるので、急に何かを食べたくなったときのために冷蔵庫に保存しておくととても便利です。

充填豆腐の「温奴」

充填豆腐を「温奴」にするのはとても簡単。その方法は、鍋で沸かしたお湯の中にパックごと入れて温めるだけです。

そもそも、充填豆腐は容器ごと加熱凝固させているのですから、こうすることで作りたての充填豆腐になるということです。(実は、この方法は充填豆腐を作っている豆腐屋さんで教えてもらいました)

Immerse in hot water

パックが丸ごとつかるだけの鍋にお湯を沸かして、充填豆腐をパックごと入れます。

※ 150g~250gの豆腐なら5分ほど湯せんすればできたての豆腐になります。

お湯からパックを取りだし、器に盛って好きなトッピング(かつお節や刻みネギなど)をのせて、醤油やだし醤油などをかければ出来上がりです。

Jyuten-tofu

On-yakko (warm tofu)

充填豆腐のデメリット

長期保存ができて簡単に「温奴」が作れる、とても便利な充填豆腐ですが、水にさらす工程がないため豆腐が持つアクが残っているため、少し「エグ味」があります。

少し面倒ですが、一度水にさらしてアク抜きをすると、幾分かよくなりますが、鍋物や味噌汁の具材にするなら木綿豆腐がオススメです。そして、冷奴はやっぱり絹ごし豆腐ですね。

まとめ

今回は、お豆腐屋さんに教えてもらった充填豆腐の正しい食べ方(温奴)を紹介しました。長期間保存できて、「温奴」が簡単にできるといったとても便利のよい充填豆腐ですが、料理の種類によってはデメリットもあります。

うまく使い分けて、普段の料理に活かしてくださいね。