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京都の今宮神社へ初詣|今年は良い年になりそうな予感

2022年1月1日(土)午前1時。小雪が舞う中、京都の北区にある今宮神社に初詣に行ってまいりました。

毎年、この時間は多くの人が初詣に訪れるのですが、コロナと天候の影響もあってか数十人程度でした。

京都の今宮神社は玉の輿の語源になった、徳川三代将軍家光の側室(後の桂昌院「お玉」)の尽力をつくし復興させたことで有名な神社です。東門には名物の「あぶり餅」があり、玉のような餅を食べ、玉(桂昌院)のようなご利益をあやかろうと訪れる人が絶えません。

お参り|初詣

お参りの順序は手水舎で清めてから拝殿の横を回り込んで本殿へ向かう。ご祭神は、中御座に大己貴命(おおなむちのみこと)、東御座に事代主命(ことしろぬしのみこと)、西御座に奇稲田姫命(くしなだひめのみこと)が鎮座しています。

願い事はありきたりですが「家内安全」で今年も家族が健康で幸せであって欲しいです。90歳になる実母と同じ年の義母、20代の未熟な息子、家族をうまくまとめてくれる妻。裕福ではありませんが、中が良くまとまりのある家族が健康であればそれで良いと思っています。

次は、八岐大蛇(やまたのおろち)退治したといわれる素戔嗚尊(すさのおのみこと)を祀った社殿にお参りして正義の力をと願う。

以降、いつもの通りに境内を回ってお参りしました。

今宮の奇石|阿呆賢さん

今は大層に祀られていますが、数十年前までは境内の西側、全国のお社が祀られている社の一角に置かれていた「今宮の奇石」。地元民の間では「重軽さん」と呼ばれる不思議な石があります。

30年近く前に亡くなった父親が子供の頃からあったこの石、たぶん100年以上前からここにあったと推測できます。

この石は不思議で、叩くと重くなり撫でると軽くなると子供の頃に教わり、幾度となく試してみると確かにそんな感じがしました。

幼少の頃は、ただ面白半分でしたが大人になり試したところ、叩こうが撫でようが重さに変わりはなく、子供の純粋な心の「錯覚」だったと思っていました。

ところが余命2年を宣告されたとき、家族と子供の将来を願い撫でた時は飛んでいきそうな軽さになったのです。嘘のような話ですが本当です。そして1年に渡る闘病生活の末、勝つことができ今は健康な生活を送っています。

願いが成就する不思議な石

邪念を取り払い真剣に願いを込めれば成就するこの石、久しぶりにお願い事をしてきました。いくつかのお願いを込めて撫でて持ち上げてみたのですが、願い事によっては軽くならないときと軽くなるときが有るのを感じました。

軽くなる願い事は叶う。重さに変化が感じられない願い事は叶わない。たぶんそうだと思います。

思い起こせば、丁度この時間に今宮神社に初詣に訪れた年には、結婚をし、次には子供が生まれるなど不思議な縁に恵まれます。

今年は、何に恵まれるか楽しみにしています。