山椒の実は5~6月頃に収穫したものは実が柔らかく様々な料理に利用できます。下処理をしておけば6ヶ月程度は冷凍保存することができるので、この時期になると毎年購入しています。
今回は「ちりめん山椒」を炊こうと思い、とりあえず100gを購入して下処理だけを済ませたので、その方法を紹介します。
山椒の実は、ほうっておくと実が乾燥して硬くなったり色が悪くなったりしてしまうので、できるだけ早く下処理をすることをオススメします。
実山椒の下処理方法
1.山椒の房から実だけを取り出す
販売している山椒の実には小さな枝がたくさん付いて房状になっています。なかには太い枝や葉っぱなども混ざっているので、房から実だけを取り出します。
小枝程度なら茹でることで外れるので、ほどほどに実がバラバラになる程度で問題ありません。(完全に取ってしまおうとするとかなり面倒です)
2.山椒の実を塩ゆでする
塩茹でする山椒の実は約100gです。
1Lの水に小さじ1の塩を加え沸騰させます。
お湯が沸騰したら山椒の実を入れます。
グラグラしすぎない程度の火加減(中火)で5分ほど茹でます。
※ 指で摘まんで潰れるくらいの柔らかさが目安です。
3.水にさらす
茹で上がった実はザルに上げ水洗いして冷やします。
ボールにたっぷりの水を張り1時間ほど水にさらします。
※ 味見をしてアクが抜けていないようでしたら、水を替えて時間を延長してみましょう。
4.水気を切る
ほどよくアクが抜けたらザルに上げて水を切ります。
水が切れたらキッチンペーパーで水気を完全に拭き取ります。
5.下処理完了
5.保存方法
保存は1回に使う分量に小分けしてラップに包み、さらに保存袋に入れて冷凍保存するといいでしょう。これで6ヶ月は料理に使うことができます。
冷凍の保存期間を6ヶ月としていますが、実際は1年程度持つようです。(6ヶ月は安全を加味した上での参考です)