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今回紹介する「かぶの柚子昆布漬け」は蕪(かぶ)の根の部分を使った漬け物になります。
葉の部分は「じゃこ」と一緒に「ごま油」で炒めると美味しくいただけるので、無駄のないように使いましょう。➡「かぶ葉のじゃこ炒め」で紹介しています。
かぶの旬は産地によって異なりますが、京都産のかぶは11月から1月頃の寒い時期が最も美味しくなります。この時期の蕪の根は水分を多く含んでいて甘みがあります。
また、ビタミン類(ビタミンC が豊富)や消化酵素であるアミラーゼを豊富に含んでいることから、胃もたれや胸やけの解消や整腸効果も期待できます。
材料
- かぶの根:3株(750g)
- 塩:大さじ2
- 柚子:1個
- 昆布:適量
調理(作り方)
1. かぶをスライスする
- 葉のついたまま、かぶの皮をむきます。
- スライスしやすいように、根から5cm程度葉を残して切り落とします。
- スライサーでかぶをスライスします。
スライサーで手を切らないように、かぶの葉は5cm程度残すようにしましょう。安全に無駄なくスライスができます。
2. かぶを塩漬けする
- スライスしたかぶに塩(大さじ2)を加えもみ込みます。
- お皿などで全体に重しがかかるようにして、漬け物石を乗せます。(漬け物石がない場合は水を張ったボールなどを代用)
- 30分ほどしたら水分が出てくるので、水洗いして塩気を取ります。
※ この状態から、なおかつ漬け物石で押しておくと「かぶの塩漬け」になります。
塩漬けは、塩の量が多かったり漬け込む時間が長かったりすると塩辛くなります。概ね30分程度で水が上がって来てかぶがしんなりとするので、漬け込み過ぎないようにしましょう。
3. かぶを柚子と昆布に漬ける
- 柚子の身を絞り、茶こしなどで濾します。
- 柚子の皮を細かく刻みます。
- 塩漬けしたかぶに柚子の搾り汁を加え、軽く混ぜます。(搾り汁の量は好みで調整)
- 柚子皮と一口サイズに切った昆布を混ぜ合わせます。
- 塩漬けと同じ要領で漬け物石を乗せて一晩おくと「かぶの柚子昆布漬け」の完成です。
柚子の爽やかな香りと昆布の旨味が染み込んだかぶの浅漬けは、美味しくて胃腸に優しい一品です。
是非、試してみて下さい。