昭和の時代から使っている愛用のホットサンドメーカーに、たっぷりの玉子を詰め込んで焼いたところ、突然「バーン!」という音とともにアツアツの玉子が飛び散り悲惨なことになりました。
今まで数えきれないほど、同じ材料でホットサンドを作り続けているのに、今回はまさかの大爆発です。
いつも作っていたホットサンドの作り方はこれ↓↓
もう一度、試しに作ろうと思いましたが、ホットサンドメーカーの上蓋を閉じたときに、パチッと留めるプラスチック製の部品が、吹っ飛んで見当たらなくなったのでやめることにしました。
幸いにも怪我もなく済んだのでよかったのですが、数十年も使っていると、こういうこともあるので皆さんも気を付けてくださいね。
なぜ爆発したのか?
【爆発した時の様子】
ホットサンドメーカーから「グツグツ、ジュア~」という音とともに異常な量の蒸気が噴出。コンセントを抜いても蒸気の勢いは衰えないまま、爆発音とともに、上下の鉄板の隙間から具材が噴出。その際、上下の鉄板を固定していたプラスチック製のロックが吹っ飛んでしまった。
原因は、気密性の高いホットサンドメーカーの中で、加熱された食材から出てきた蒸気が逃げ場を失ったことにより内部の圧力が異常に上昇。そして、その圧力がロック部品の強度を上回り破壊したことで爆発となったのです。
圧力釜の事故例によく似ていますが、ホットサンドメーカーは高圧調理を前提に作られていないので圧力調整弁などはなく、上下の鉄板の隙間から蒸気を逃がす構造になっています。
今回の場合、蓋を閉める際にロックが異常に硬かったことを思い起こすと、蒸気を逃がすだけの隙間がなかったことが第一の原因で、本体の温度調節機能にも問題があったのではないかと推測しています。
爆発をきっかけに仕入れた“プレスサンドメーカー”
ホットサンドメーカーが爆発で壊れたのをきっかけに購入した“ホットサンドメーカー”は、以前から購入を検討していた国産の“レコルト”という中小企業の製品で、いろいろな食材を挟んで2分~3分で焼き上げることができます。
この製品の購入を決めた理由は、ネット販売の「口コミ」で6枚切りの食パンに具材をイッパイ詰め込んでも大丈夫だということと、イングリッシュマフィンも焼けるというのに魅力を感じたからです。
それと、購入後にわかったことですが、本製品には50種類のレシピが写真入りで紹介された本が付いてきます。美味しそうな料理の写真を見ながら真似をするだけで、料理のレパートリーを広げることができ、具材を変えるだけで、オリジナルレシピも出来上がるので楽しみながら料理研究もできますよ。
試し焼き
爆発を思い出すと怖くなり、最初は具材を少し控えめの玉子1個とハム1枚で早速の試し焼きです。↓↓
玉子1個のシンプルなホットサンドですが、食感は以前のホットサンドメーカーよりパンがふっくらとして、美味しそうな焼き上がりです。これは、焼くものの厚みに応じて5段階の調整ができるロック金具が程よく押さえてくれたことにあると思います。
トースターの代わりに出来るのか
トースター代わりに6枚切りの食パンを焼いてみると、少し硬めでタルトのような感じに焼き上がります。ふっくらとしたト―ストが好みの人には向いていないかもしれませんが、デニッシュはサクサクした食感に焼き上がります。
トーストの焼き上がり
トーストの断面(蜂蜜とシナモン)
ふっくらとしたトーストが好みの方は、外はカリっと、中はふっくらに焼き上がるホップアップトースターがオススメです。
私が使っている、お気に入りのトースター➡ホップアップトースター
イングリッシュマフィンを焼く
マクドナルドのソーセージエッグマフィンを真似して、牛肉100%のハンバーグチーズマフィンを焼いてみました。焼き上がりに問題はありませんでしたが、ハンバーグをマフィンの形状に合わせて平べったく焼いた方が良かったと思います。
イングリッシュマフィンにハンバーグ
ハンバーグにとろけるチーズ
ハンバーグチーズマフィンの焼き上がり
二度目の挑戦は、平べったく焼いたハンバーグと目玉焼きをのせたて、マスタード・ケチャップ・マヨネーズの調味料で味付けをしてみました。家族の反応も上々で「マクドナルドのソーセージマフィンより美味しい」と高評価でした。
ハンバーグ・エッグ・チーズのマフィン
まとめ
旧式のホットサンドメーカーは密閉性の高いものが多く、古くなると今回のような事故になる可能性があります。
その点、新しく購入したホットサンドメーカー「レコルト プレスサンドメーカー プラッド」は蓋を完全に締め付けない構造になっているので安心して使えます。
製品の詳細はこちら(4種類の色が選べます)⇒「レコルト プレスサンドメーカー プラッド」
「レコルト プレスサンドメーカー プラッド」の特徴は、材料の厚みに合わせて上蓋の締め具合を5段階に調整できることです。これにより、たくさんの具材を挟んだサンドイッチでも焼くことができます。
使い道はホットサンドだけでなく以下のようなこともできます。
- 表面がサクッと中はしっとりとしたトーストが焼ける
- 厚切り(4枚切り)のトーストが焼ける
- フレンチトーストが焼ける
- 市販のサンドイッチを焼いて「焼きサンドイッチ」
- 冷えてしまったハンバーガーなどのリベイク
- とんかつ、焼きそばなどボリュームがある食材でも「焼きサンドイッチ」が作れる