鶏むね肉のコールスローサラダ
コールスローサラダに鶏むね肉を加えることで、食欲のない夏場でも効率よくタンパク質を摂る事ができます。サッパリとした口当たりでボリューム満点のこのサラダ。肉料理は勿論のこと、パンやパスタにも大変に相性が良いので、朝食にもピッタリの一品です。
【作り方】鶏むね肉のコールスローサラダ
今回は鶏むね肉でコールスローサラダを作りましたが、ハムやベーコンを使っても美味しく頂けます。また、キャベツだけでシンプルに作ることもできます。
材料(6皿~7皿分)
- 鶏むね肉:1枚(約260g)
- キャベツ:1/4玉(約300g)
- にんじん:小1本(約120g)
- 玉ねぎ:小1個(約100g)
- プチトマト:10~12個
- 塩:適量(下ごしらえ)
☆材料(ドレシィング)
- マヨネーズ:大さじ3
- 酢:大さじ1
- 砂糖:小さじ2
- オリーブオイル:大さじ1
- 塩・胡椒:適量(マキシム又はクレイジーソルト)
☆材料(仕上げ)
- 雪塩:小さじ1
下ごしらえ
鶏むね肉の低温調理や野菜を刻むのが面倒な場合は、「プレーンサラダチキン」と「袋詰めカット野菜」でも代用できますが、コストと味を考えると自家製がおすすめです。
鶏むね肉の低温調理
鶏むね肉は、あらかじめ低温調理しておいたものを、繊維に添って適当な大きさにほぐしておきます。
鶏むね肉の低温調理
鶏むね肉をほぐす
鶏むね肉の低温調理は↓↓の記事を参考にして下さい。
キャベツの千切り
1
- キャベツの芯を取り除きます。
※ キャベツの芯には成長点があり、収穫後も自分の栄養を使い成長しようとするので、そのまま保存しておくと傷みが早まります。芯の部分に爪楊枝を刺したり、取り除くことで長持ちします。
2
- キャベツの1/4を千切りにします。
3
- キャベツを水洗いします。
- 水を張ったボールに塩(小さじ1)を入れキャベツを10分程度漬け込みます。
- ザルにあけて水気を切ります。
にんじんの千切り
1
- ボールに水を張り、にんじんを業務用ピーラーで千切りにします。
2
- ザルにあけて水気を切ります。
玉ねぎのスライス
1
- ボールに水を張り塩(小さじ1/2)を入れます。
- スライサーでスライスして直接塩水に入れます。
玉ねぎにはアリシンやケルセチンなど、水溶性の栄養素が含まれているので、水にさらすと栄養素が流れ出てしまいます。しかし、そのままではエグミや辛味が強いため、サラダのような生食で辛味を抑えたい場合は水にさらした方がこれらを抑えることができます。
空気にさらして辛味を抜く方法もありますが、極端な薄切りやすりおろしなどの場合は酸化して風味が損なわれるので、玉ねぎが水やドレッシングに直接入るように調理するのが良いでしょう。
栄養の流出を考え、玉ねぎを水にさらす時間は5分程度が目安です。
【アリシン】
アリシンは玉ねぎを切るときに生成されます。このアリシンは辛味を出すだけの嫌な成分ではなく、ビタミンB₁と結合すると、アリシンは「アリチアミン」という成分を作ります。
アリチアミンは、疲労回復、コレストロール値の抑制、がんの予防、血栓予防、新陳代謝の活性化など、様々な作用があります。
【ケルセチン】
ケルセチンはポリフェノールの一種で、抗酸化作用、抗炎症作用などがあります。
作り方
1
- 小さめのボールにドレッシングの材料を全部入れて混ぜ合わせます。
2
- 水気を切った野菜に雪塩を全体になじませ、最後に鶏むね肉とドレッシングを入れて混ぜ合わせます。
通常の食塩とは違い塩辛さが少なく、ミネラル成分が野菜の旨味を引き出します。
まとめ
このサラダの特徴は、低温調理した鶏むね肉を加えてボリュームアップした点にあります。サッパリとした口当たりなのにタンパク質が多く摂れ、野菜のビタミンとミネラルが栄養の吸収を高めてくれるので、食欲のない季節にはピッタリです。
今回使った、独自配合のスパイス「マキシム」とミネラル含有量が世界一の「雪塩」はサラダにふりかけるだけでもクオリティーがワンランクアップします。まだ使ったことがない方は一度試してみて下さい。