京都の烏丸御池、NHK京都放送局の南側に、小さいながらもスタイリッシュな「麺屋 優光」というラーメン店があります。
後輩に勧められて行ってきました。
カフェのような外観のラーメン店「麺屋 優光」は、京都のラーメン激戦区の一条寺にも二号店「麺屋 聖」をオープンさせている実力派の醤油ラーメンです。
店内は1階がカウンター席、2階がテーブル席とカウンター席の小さなお店です。
内装はカフェバーを思わせるデザインで、2階には「回り階段」で上がります。
透き通ったスープの醤油ラーメンといえば「中華そば」を思い起こす方も多いと思いますが、「麺屋 優光」は新ジャンルのラーメンです。
メニューは「淡竹(はちく)」「真竹(まだけ)」「黒竹(くろちく)」の3種類。いずれも800円です。
味に自信があるのか、テーブルに胡椒やトウガラシの調味料がありません。
淡竹(はちく)
牡蠣、アサリ、シジミを使った貝系に数種類の醤油をブレンドした「あっさり」とした新感覚のスープです。
真竹(まだけ)
カツオ、昆布をベースに京都の醤油、オーソドックスな醤油ラーメンです。
黒竹(くろちく)
苦味、甘味、酸味を兼ね備えた、味の濃い醤油ラーメンです。
手打ち麺のような「自家製麺」
スープによく絡む、モチモチとしたコシのある食感の麺。
全粒粉を使っているようで、よく観ると赤茶色の点があります。
中太麺で滑らかなのど越しが美味しい。
生ハムのような「焼豚」
スモークチップで燻製のような香りと、生ハムのような食感の「焼豚」塩加減が抜群です。
完成度の高い醤油ラーメン
私の好みは、アサリの酒蒸しを連想させる「淡竹」。貝系のスープを醤油で仕上げたラーメンは初めて食べました。それと同時に、焼豚の感覚は新鮮でビックリです。
「あっさり」したスープは、満腹感があるものの胃もたれしない。女性に人気があるようですが、年配者にもおすすめです。
全体的にバランスが良く本当に美味しいラーメンです。