実家の押し入れを整理していて、仕舞い込まれていたミキサーを発見。まだ使えるのかと電源を入れてスイッチを押すと、まだ動く。子供のころに飲んだ母親が作ってくれたバナナジュースが美味しかったことを思い出し、持ち帰ってバナナジュースを作ることにしました。
ミキサーのメーカーは懐かしい「SANYO」で氷も砕ける優れもの。当時はそれなりに高価だったのか、大切に片付けてあり保存状態が良い。
プロテイン入りバナナジュース
作り方は簡単。ミキサーにバナナ1本とプロテイン30gに牛乳を500mlを入れてスイッチを押すと一瞬でできあがる。忙しい朝には嬉しい朝食の一品。
介護食にお勧め
忙しくても朝食はシッカリと摂りたいのですが、食欲がない時もあります。そんなときにはタンパク質と糖質が摂れるプロテイン入りバナナジュース。我が家の朝には欠かせない一品になっています。
実は90歳になる母親と同居していているのですが高齢のため食が細く、何を作っても「美味しくない!食べたくない!」と言って食事をほとんど摂りません。そのせいで極度の貧血に陥り入院までしたこともあります。
徐々に弱っていく母親。このままでは寝たきりになるのは時間の問題だと夫婦で心配していたのですが、プロテイン入りバナナジュースを1日に2回飲むようになって1ヶ月、顔色も良くなり日中は散歩もするようになったのです。
歯の無い母親は食事で固形物を口にすることにストレスを感じていたのは分かります。肉や野菜を細かく切り柔らかく煮たり焼いたりと工夫をしましたが美味しくは作れない。しかしプロテイン入りバナナジュースは甘くて飲みやすい上に栄養価も高い。
牛乳が嫌いな母親。プロテインだけなら飲むはずもない。バナナを入れてミキサーにかけるで美味しく飲んでくれる。
高齢だからこそタンパク質の摂取が必要と実感。今は1日に体重の1/1000g(体重が40kgなので40g)のたんぱく質を摂らせています。
1ヶ月程度で見違えるほど元気になり驚いています。
何の因果か、子供の頃に母親が私のために作ってくれたバナナジュース、同じミキサーで母親のためにバナナジュースを作っている私がいる。
それにしても昭和家電は壊れることが無いのか!末永く大切に使いたいと思っています。
もし高齢者の介護をしているのなら試してみて下さい。