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京都|城南宮神苑のしだれ梅

京都の城南宮では「しだれ梅と椿まつり」が開催されています。

今日は春の陽気!夫婦で「しだれ梅」を見ようと城南宮に行ってきました。昨日までの寒さがうそのような温かさ。21℃に設定している車のオートエアコンが冷房になるほどです。

「神興舎」前のしだれ梅
城南宮鳥居をくぐった所の右側です

平日にも拘わらず多くの人が「しだれ梅」を観に来られていました。無料駐車場に入るのに10分程度の待ち時間。

最初に本殿にお参りしてから「神苑」へ。中に入ると梅の甘い香りが漂い、マスクをしていても感じることができます。そして、目に飛び込んできたのが満開のしだれ梅の美しい景色。150本ものしだれ梅が植えられている「春の山」の景色は圧巻です。

神苑「春の山」

椿、しだれ梅、三つ葉ツツジなどが次々に咲く「春の山」は白河天皇が城南離宮を築く際に「源氏物語」に描かれた光源氏の「六条院」を真似て四季の景色(春の山や秋の山)に優れた離宮を作ったといわれています。

【春の山】
圧巻の景色(満開の150本のしだれ)




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梅の枝に「メジロ」がいます

椿は神苑の入り口あたりから平安の庭にかけて120種類・400本もの花が次々に開花します。シーズンは9月~3月末なので、そろそろ終わりの季節なのですが、まだつぼみも多く残っていました。

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苔の上に落ちている「落ち椿」は藪椿(城南椿)でしょうか。手入れの行き届いた苔と自然に張りめぐらされた木の根が美しい。人工的に作られたようにも見えるこの景色、絶好の撮影ポイントです。

苔の上の落ちた「落ち椿」

奥に見えるのが「しだれ梅」

神苑「平安の庭」

平安貴族の邸宅の庭を模して作られた「平安の庭」では、秋に桔梗、萩、ツワブキの花が咲き、もみじの紅葉も見られます。そして、4月29日(昭和の日)には、奈良時代から平安時代にかけて宮中で催された歌会を再現した行事「曲水の宴」が行われる場所でもあります。

本殿東側の御神木

寝殿造りの「神興舎」


神苑「室町の庭」

室町時代の様式「池泉回遊式」の庭園で、池の中央に不老長寿を象徴する松が生える蓮菜島があります。ツツジサツキ・藤棚があるので、これから奇麗な花が観られそうです。



赤松

しだれ梅と椿まつり

城南宮の「しだれ梅」は一見の価値があります。是非、この時期に拝観してみて下さいね!

2023年の「しだれ梅と椿まつり」は、2月18日~3月22日です。

  • 場所:神苑
  • 拝観時間:9:00~16:30(16:00受付終了)
  • 拝観料:大人(中学生以上)800円、小学生500円
  • 障害者割引、団体割引(詳しくはHP)
  • 駐車場:無料(土日は込み合います)

詳しくは、城南宮HP「しだれ梅と椿まつり」をご確認ください。

城南宮から歩いて行ける、おすすめのお食事処↓↓