ビーフシチュー
時間をかけて、ゆっくりと煮込みました!
ビーフシチューの作り方
ビストロシェフの”ビーフシチュー”を使ってみました。
牛モモ肉は550g、赤身のお肉がどこまで柔らかくなるまで煮込んでみます。
人参とジャガイモは有るものを使い、肉はアンガス牛なので材料費は1,000程度。安上りです。
材料(4人前)
- 牛モモ肉:ブロック450g
- 塩:適量
- 黒胡椒:適量
- 玉ねぎ:大1個
- じゃがいも:大小6個(余りもの)100~150g
- にんじん:1本100~150g
- 有塩バター:15g
- 赤ワイン:100ml
- 水:900ml
- ビストロシェフの”ビーフシチュー”:170g(1箱)
下ごしらえ
調理(作り方)
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アクが取り除けたら、弱火にして赤ワインを100mlを加え、2~3時間程煮込みます。
途中でにんじんとじゃがいもを入れます。
※にんじんとじゃがいもは煮崩れさせたくないのでタイミングを計る。
※赤ワインで家庭料理から少しランクアップした味になる。
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料理のコツ・ポイント
今回は、ビストロシェフの”ビーフシチュー”を使いましたが、デミグラスソースでも美味しく作れます。
牛肉をバターで焼くことでソースにコクが出てより美味しくなります。煮込み中の水の量は加減を見ながら調整してください。
煮込み料理をワンランクアップさせるSuer(シュエ)
”シュエ”はプロの料理人が良く使う「食材を水分を出させながら色づけないように、弱火でしんなりするまで、ゆっくり炒める」という調理法です。
Suer(シュエ)とは「汗をかかせる」という意味で、料理の場合は弱火に掛けて食材の水分を出させることで、野菜類の”シュエ”は、少量の塩を加え弱火に掛けることで、野菜が本来持っている甘味が出ます。
水を入れない鍋に玉ねぎだけを入れて弱火にかけると甘味がでるのは、みなさんご存じでしょう。
玉ねぎだけでなく、他の野菜も”無水で弱火”で調理すると野菜は本当に美味しくなります。代表的な料理は”タジン鍋”ですね。
”シュエ”という言葉は専門用語で難しそうに聞こえますが、誰にでも出来る調理方法です。イタリア料理、フランス料理などの煮込み系の料理は大抵使われています。
”シュエ”のやり方は、鍋に野菜と塩を入れて蓋をする。10分程度、弱火に掛けるだけです。
実食(感想)
今回使ったお肉は、安価なアンガスビーフの赤身肉でしたが、長時間煮込むことで柔らかく、口に入れると肉の繊維がホロホロとほどける仕上がりになりました。
シチューの味は問題なく美味しいのですが、肉の脂身が欲しいですね。次回は牛タンに挑戦してみます。
家族の中では”旨い”の高評価!肉が柔らかくできたので、90歳のお婆さんが美味しそうに食べました。