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箱根寄木細工の秘密箱から出てきた大切なもの

結婚前に妻から贈られたクリスマスプレゼントの箱根寄木細工の秘密箱を見つけました。大切に保管していて週十年間忘れて去られていた秘密箱。軽く振ってみると「カタコト」と音がする。何が入っているのか完全に忘れている。

中に入っているものが気になるのですが、秘密箱は箱の側面を順番通りにスライドさせないと開けることができない構造になっているので簡単には開けられない。

月日が経つとスライドさせる順番など覚えていない。どうしても中身が見たい私たち夫婦は、壊れないよう慎重に側面の板をスライドさせる。挑戦すること1時間「やっと開いた!」

中から出てきたのは、妻に贈ったクリスマスプレゼントのクルーガーランド金貨がトップのペンダント。「わぁ~!」と妻の目が輝いた!こんな可愛い妻を見るのは数十年ぶり。

そういえば金属アレルギーだと知らずに贈ったペンダントは、妻が身につけることができず秘密箱に2人で入れたのを思い出しました。

私の贈り物が、妻の贈り物の中に入ったタイムカプセルのような秘密箱。

夫婦の思い出が詰まったクリスマスプレゼントが数十年の月日を経て今目の前にある。なんとも感動的なクリスマスプレゼントです。

寄木細工

寄木細工は箱根の伝統工芸品で、色とりどりの木材を貼り合わせて幾何学的な模様をデザインしたもので、模様の種類には、それぞれ「健康」「長寿」「厄除け」・・・といった意味があるようです。

手触りが良く温かみの感じる寄木細工は天然木材を職人の技で作り上げたもので、小物入れ、湯飲みなどの食類を初め天然木材の色を巧みに組み合わせた絵画(モザイクアート)まであります。

この秘密箱を見つけたのは結婚前に二人で行った箱根温泉旅行の最中、たまたま立ち寄った箱根峠にある寄木細工の工房でした。

秘密箱

秘密箱は箱根寄木細工の代表的な工芸品で、一定の操作を行わないと開かない仕組みになっている入れ物(箱)のことです。

秘密箱のアイデアは面白く、箱を開けるために側面の部材をスライドさせる操作が4回で開く秘密箱から、21回も操作しなければ開かないものがあります。私が持っている秘密箱は21回で開きますが、展示されていたものには100回以上のものがありました。

秘密箱の仕組み

夫婦で1時間も奮闘した秘密箱は木材(板)の細工が巧妙で実に面白いく、数十年の月日が経ってもスムーズにスライドできる高度な木工技術がうかがえます。表面には多少のキズはあるものの、天然素材で描いた寄木模様は昔のままです。

日本国内だけでなく、海外にも多くのファンやコレクターがいる「箱根寄木細工の秘密箱」。中に秘密の品や手紙を入れてクリスマスプレゼントしてみてはいかがでしょうか。

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