毎年10月1日から10月5日にかけて行われる、北野天満宮の『ずいき祭り』は、コロナウィルスの影響で今年は、神幸祭・還幸祭の巡行列は中止になりました。祭儀は関係者のみで斎行されています。
五穀豊穣に感謝して飾り付けられた『ずいき神輿』は、本殿前の西廻廊に置いてあり、自由に見学できます。
ずいき神輿の飾りつけは生の食材で飾られる
『ずいき神輿』の飾りつけに使われる、野菜・果物・稲麦・草花・海藻・乾物類などはすべて生の食材で、毎年4月頃から種まきからはじめるそうで、おおよそ30種類あります。
話題の花手水がテーマを変えて再開か？
今年、SNSで話題になった『花手水』は6月30日で終了しましたが、『ずいき祭り』にあわせて期間限定で再開されているようです。
今年は「天神さん」の風物詩ともいえる屋台が出ていないため、お祭りらしさもなく寂しい境内ですが、人数が少ないので静かに拝観できます。
『ずいき神輿』を見られるのは明日の閉門時間、午後5時までです。