この記事は、「EWWW Image Optimizer」で「このサイトには mod_headers が抜けているようです。この Apache モジュールを有効化するよう、ホスティング会社やシステム管理者にご連絡ください。」と表示が出て、WebP変換がうまくいかない方に是非試して欲しい方法です。
このような症状が出るのはXseverの「Xアクセラレータ」の設定かもしれませんので、確認して頂けたらよろしいかと思います。
なお、この記事では「EWWW Image Optimizer」の導入と設定は説明していませんので、これから導入する方は↓↓の記事を参考にしてください。
「Xアクセラレータ」の設定
Xseverには、サイトを高速化するためのツールとして「Xアクセラレータ」というものがあり、2023年12月現在ではVer.1とVer.2の設定が可能になっています。
これらを設定すると静的ファイルの高速化と同時アクセス数の拡張が行われますが「Apache モジュール mod_headers」がうまく働かなくなります。
そうすると「EWWW Image Optimizer」の画像処理(WebP変換)ができなくなりますので「OFF」に設定しなければなりません。
これらの設定は、サーバーパネルの「高速化」から設定できます↓↓
以下が、Xアクセラレータの設定画面です。(OFFに設定します)
サーバーキャシュ設定が「ON」になっている場合、Xアクセラレータを「OFF」に出来ませんので、先にサーバキャシュ設定を「OFF」に設定しておく必要があります。
「Apache モジュール mod_headers」は、HTTP のリクエストヘッダと応答ヘッダを制御し、変更するためのディレクティブを提供します。ヘッダを追加したり、置き換えたり、削除したりすることができます。
設定が完了して、「EWWW Image Optimizer」この設定を「OFF」にすると「WebPの配信方法」の項目に「WebPルールが正常に検証されました」という表示に変わります。