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筋トレで血管を鍛える

ボディービルダーのような体は、好きな人もいれば嫌いな人もいます。しかし彼らの体をよく観察すると筋肉だけでなく血管も発達しているのがよくわかります。
あれは、体を鍛えているのと同時にダイエットによって脂肪を落としているから血管がはっきりと見えているのです。

一般の人でも、血管がはっきりと見えないだけで筋肉を鍛えると血管も発達します。

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筋肉と血管の関係

筋肉が多いと代謝が上がるといいますが、これは筋肉がカロリー(栄養)を必要とするからです。
筋トレをすると筋肉はより力を発揮しようとたくさんの栄養を消費します。そして栄養を運んでくれるのが血管です。

筋肉が大きくなれば沢山の栄養も必要になるため血流が増え、血管が強くなります。

筋トレで毛細血管が増える

血管には動脈、静脈、毛細血管の3種類があり、毛細血管は内皮細胞(網目状)でできています。そして、内皮細胞の隙間を通して酸素と二酸化炭素の受け渡しと、栄養の供給と老廃物の回収を行っています。

これで解るように毛細血管は筋肉や皮膚(肌)など、ほとんどの組織の物質交換を行っています。

筋トレでは、鍛えている部位の筋肉が栄養を欲するので、その部分に届けるための毛細血管が増えていきます。
たとえば、手の指を握りしめると、指や前腕(肘から手首まで)の筋肉が動くのを感じることが出来ると思います。このときに動いている筋肉に栄養を送り込むために、その周辺の毛細血管が増えるのです。

毛細血管は動脈や静脈と異なり、使わなければ消えてなくなります。これがゴースト血管といわれ加齢とともに増加する傾向にあり、「認知症」や「骨粗しょう症」の原因になります。しかし、必要になると増える(新生血管)といった特性もあります。

筋トレは筋肉の強化だけでなく、毛細血管を増やして皮膚にも栄養を与え、若々しい肌になるので全身を鍛えるとよいでしょう。

一酸化窒素(NO)を作り動脈硬化を予防

「筋トレ」も「有酸素運動」も血流が増えます。血流が良いと血管の最も内部にある内皮細胞との摩擦によって血管拡張作用がある一酸化窒素(NO)が放出されるのです。また、ウリ科の植物に含まれるアミノ酸「シトルリン」や「アルギニン」も一酸化窒素(NO)を作り出してくれます。
運動と食品をうまく組み合わせるとより多くの効果が期待できます。

私の場合、BCAAに「シトルリン」「アルギニン」「クレアチン」を混ぜたスペシャルドリンクをトレーニング中に使用してます。(効果は実感してます)

一酸化窒素(NO)の効果

一酸化窒素には血管拡張作用があるため、血流が増加して運動パフォーマンスの向上や、冷えやむくみの改善といった効果があります。
血流が良くなれば、動脈硬化や認知症の予防も期待できるとされています。

一酸化窒素は血流の改善以外に、運動によって生じる乳酸やアンモニアなどの副産物を素早く除去してエネルギーの生成を促進する働きもあり、成長ホルモンの分泌促進、筋肉の分解抑制と合成促進の効果もあります。

血管に損傷を与えないために

ある大学の研究グループが、競技者に近い高強度のトレーニングを続けている人たちを対象に調査したところ、頸動脈の血管内皮の柔軟性や血管内皮の肥厚度が悪化していたそうです。
これは、血流が増えて血管の内部に圧力がかかり過ぎることで動脈硬化を起こす可能性があると言うことです。

また、この研究では「筋トレ」と「有酸素運動」を食い見合わせる事で回避できるようです。

「パワーリフティング」や「ボディビル」の競技で上位を目指す人ならともかく、一般のトレーニーには問題はなさそうです。

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