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東京・神楽坂の人気店「サーモンnoodle3.0」の姉妹店が京都にオープン!
場所はJR奈良線稲荷駅を出て正面右手です。稲荷大社のすぐ横といった場所柄もあってか赤いのれんに白い提灯が吊るしてあります。
店頭の写真をみると「ラーメンというよりスープパスタ?」のような感じがします。
店頭で案内しているスタッフにサーモンラーメンについて尋ねると、サーモンベースのラーメンをフレンチ風にアレンジした料理だそうです。
初めてならスタンダードな「白サーモン」の「平打ち麺」が特にオススメとのことでしたので、早速店内に入って、「白サーモンの平打ち麺」を食べることにしました。
店内はオシャレなカフェのように明るくスタイリッシュな雰囲気で、1人でも気軽に食事ができるカウンター席と、グループで楽しめるテーブル席の全26席です。おしぼりと水はセルフサービスになっていて、入り口横にガラス製のサーバーにレモンを入れた水とおしぼりが置いてあります。
注文は券売機でチケットを買うシステムで、英語や中国語などに対応しているようです。
今日は、息子たちと3人でしたので「白サーモンの平打ち麺」と「サーモン担々麺の細ストレート麺(2辛)」のチケットを券売機で買ってテーブル席に着きました。
フレンチ暦14年、ミシュラン二つ星レストランで副料理長を務めた総料理長が作る「サーモンラーメン」とはどんなものなのか。わくわくしながらしばし待っていると、キャビアをあしらったサーモンがひときわ目立つラーメンが運ばれてきました。メッチャ美味しそうです。
ラーメンを乗せたトレイには「おすすめの召し上がり方」なるものが置いてあり、ラーメン・サーモンめし・フレンチ和え玉の食べ方が書いてありました。
「なに!こんな食べ方があるの?ラーメンしか注文していないじゃないの!」今から注文してもラーメンが冷めてしまって美味しくないだろうなと思って今回は諦めましたが、次回は絶対に「サーモンめし」と「フレンチ和え玉」も一緒に注文しようと思っています。
白サーモンの平打ち麺
黒い器に白いスープ、色とりどりのトッピング。見た目はまさにフレンチで、店頭の看板(写真)より実物のほうが奇麗で美味しそうです。
スープ
サーモンの頭から骨の髄まで使用したスープにベジタブルポタージュなどを合わせたスープで、濃厚でありながら口当たりがまろやかでサーモンの旨味がしっかりと引き出されています。(食感はふっくらとしている?といっていいような・・・エスプーマという調理法だそうですが、言葉では表現できません!)
はっきりとはしませんが、ガストリックとバルサミコ酢、ラー油、中華料理に使われている花椒のような味もする。複雑な味が混ざり合って独特の風味とコクがあります。
平打ち麺
麺は平打ち麺と細麺が選べますが、オススメということもあって平打ち麺にしました。この麺はパスタでいうところのタリアテッレやフェットチーネのような麺で、濃厚なスープによく絡み、いい感じにマッチしています。
チャーシュー
このお店のチャーシューは豚もも肉で生ハムのような感じです。新鮮な豚肉を使っているためか塩気が少なく豚の旨味が閉じこもっています。しっかりとした食感と美しい色合いは、まさにフレンチやイタリアンに使われる生ハムを感じさせます。
サーモンのトッピング
コース料理の前菜のようなキャビアが乗ったサーモンは、ひときわ目立つ最高の一品で、おかわりが欲しくなります。一切れしかないのが残念ですが、値段からすればよく提供できたものだなと感心しています。
その他のトッピング
その他のトッピングも豊富で、普通のラーメン店にはない牛蒡のフリットとパイヤソン、京みず菜、クルトンなどが彩り良く入っていて、それぞれの味が脇役とは思えないほどサーモンスープと調和がとれています。
サーモン担々麺の細ストレート麺(2辛)
サーモン担々麺は、ちぢれ麺と細ストレート麺を選ぶことができ、辛さも1辛~3辛の3段階が選べます。
息子が注文した「サーモン担々麺」は細ストレートの2辛で、「サーモンの旨味にまろやかなゴマの風味とラー油、自家製の肉味噌が絶妙なアクセントになっている」といっていました。
私は食べていないので息子の感覚です。
最後に
「サーモンnoodle 京都」のサーモンラーメンのコンセプトは、「フレンチ×サーモン×ラーメン」だそうですが、私が食べた感じでは、フレンチでもありイタリアンでもあるというような新感覚のラーメンで、一杯のラーメン鉢でこれだけの食材を使っているサーモンラーメンは味だけではなく、ビジュアル的にもなかなか完成度の高いラーメンです。