言語切り替え

本当にあった不思議な出来事「テレパシー」と「集合的無意識」を科学的に考察

今回の記事は、私が体験した不思議な出来事を考察した記事になります。現実離れしたスピリチュアルな話しだと思われるかも知れませんが、現代科学で解明されている部分もありますので、2つの出来事とともにその見解を紹介したいと思います。

私は幼い頃から霊感があったり、困った事があると何かの助けがあったりと、不思議な経験をしたことがあります。そのため何があっても「何とかなる」と思っていて、今までの人生で致命的な打撃を受けることもなく、本当に何とか平穏に暮らしています。

気持ちの持ち方と言えばそうかも知れませんが、その気持ちの持ち方が私に運を運んでくれているとしたら、それはそれで大変重要なことなのかも知れません。

それでは、本当にあった不思議な出来事を紹介し、なぜそれが起こったのかを考察してみたいと思います。

親から聞いた不思議な幼児体験「テレパシー」

私の記憶に残っていないほど幼い頃の出来事ですが、居間で寝ていた私が突然「もうすぐ死ぬ!いますぐではないけど死ぬ!」と寝言を言ったそうです。

それを聞いた両親は「気持ちの悪い事を言う子だ。何の夢を見ているのだろう」と思って顔を見合わせて、うなされているのなら起こさないと思っていたそうです。

すると、その時すぐにお爺さんが入院している病院から電話が入り「お爺さんが危篤です。今すぐではありませんが、すぐに病院に来てもらえませんか」と子供の寝言と同じ言葉を聞いて全身に寒気が走ったそうです。

この出来事は、お爺さんが大変かわいがっていた孫を通じて、私たちに知らせてくれたのだと両親は言ってましたが、何故そんなことが起こったのかは「不思議なこと」で片づけられています。

このことは以前から気になっていたので、テレパシーを科学的に証明できるのか調べてみました。

テレパシーは存在するのか?

テレパシーとは、1882年にイギリス・ケンブリッジ大学教授であり英国心霊現象研究所(SRP)設立者であるレデリック・ウィリアム・ヘンリー・マイヤーズによって考案されたもので、超感覚的知覚(EPS)の一種で、超能力とされています。

テレパシーは他人の思考を読んだり、自分の思考を相手に送ったりすることができるもので、私の寝言はまさにこれに該当していると考えられます。

しかし、私はごく普通の人間で、特殊な能力を持ち合わせているとはとても思えません。純粋な子供の頃だけに備わっていた能力だったのかも知れませんが、今の私は目の前の人と会話をしていても、相手の気持ちが分からないことがあるくらいですから、そのような能力のかけらもありません。

テレパシーを科学的に実現

テレパシーについてさらに調べていくと、ハーバード大学の研究グループが、5000マイル離れた人間の脳に直接交信を行わることに成功したという記事を発見しました。これは『PLOS ONE』という科学雑誌で発表されたもので、脳の電気信号を特殊な機械に読み取らせ、その情報をインターネット回線を経由して伝達するというものです。

また他には、人間が発する脳波の計測と最新情報技術やAI(人工知能)を組み合わせて、キーボードやマウスを使うことなく、人間が念じる(意識)するだけでコンピュターを操作できるシステムも開発されています。

このシステムは、「一般社団法人 応用脳科学コンソーシアム(CAN)」が開発したもので日経新聞でも取り上げられています。同社は「応用脳科学」と「AI開発」を中心に研究している団体で、Webサイトでも紹介しています。➡https://www.can-neuro.org/

人間は脳波で通信できる?

このような、化学的な研究では特殊な装置は使っているものの、伝達される情報は人間が発する脳波を人間の脳が受信していることには間違いありません。

脳波とは、脳内の神経細胞同士が電気信号の伝達過程で発生するもので、テレビやラジオの電波のように周波数があります。

ということは、テレビやラジオと同じように情報を受け取る側の脳が、飛び交う脳波の中から一定の周波数にチャンネルに合わせることができたら情報を共有することが可能になるということになります。

ここでの一定の周波数というものは個人特有の周波数のことで、遺伝的につながりの深い者同士が持つ特定の周波数があってもおかしくはないのではないでしょうか。

ただ、脳波という電気信号が最新技術を使わずにどこまで伝わるのかという問題はあると思います。ちなみに、自宅とお爺さんが入院していた病院までの距離は1kmほどでしたので、本当にテレパシーでつながったとするとかなりの距離を脳波が届いたということになります。

ちなみに、「あの人、どうしているかな?」と考えたと同時に電話やLINEで連絡があったというような経験はありませんか。もしそのような経験があるのなら、それは間違いなくテレパシーで通信できた証明になります。

人間の脳波

人間の脳波には周波数があって、近年ではその発する周波数で人がリラックスしているのか興奮しているのかなどが分かるようになってきています。

睡眠障害やうつ病などの治療に役立つ検査ですので、極度に疲れて体に異変を感じるようでしたら、医師と相談してみてもいいのではないでしょうか。

参考までに脳波(周波数)とその状態を示した表を添付しておきます。

  周波数 状態
アルファ波 8~13Hz リラックス・閉眼時
ベータ―波 14~30Hz 能動的で活発な思考、集中状態(20Hz以上は緊張状態)
シータ波 4~7Hz 深い瞑想状態、眠気など
デルタ波 <4Hz 徐波睡眠(深い睡眠)
ガンマ波 30Hz< 興奮、知覚や意識

いくつの偶然が救ってくれた「実家の火事」

今から20年ほど前の話しになりますが、明日から年末年始の休みに入るということもあり「年内の仕事に切りを付けてしまおう」と事務所で仕事をしているときのことでした。

帰社した後輩が私を見るなり「ご実家が家事らしいですよ!」と血相を変えて教えてくれました。私は、机の上を散らかしたまま急いで実家に向かうと、その周辺は消防車に救急車、パトカーまでも集まっていて寄り付くこともできません。

火事になっている家の持ち主であることを伝えやっと実家に到着することができました。「どうなっている?」胸の内は尋常ではありませんでしたが、幸いにもボヤで済んでいたので一安心しました。

ボヤとはいえ、室内な悲惨な状態でときな臭い匂いが立ち込めていました。そこには小さくなった母親が震えながら消防署員の事情徴収を受けていました。私はすぐさま「心配しなくても大丈夫」と言って母親の手を取り落ち着かせました。

この実家は、父親が亡くなって母親を引き取ったときから空き家にしていたため失火ということは考えられないため、放火の可能性まで調査されることになりました。

状況を調べていくうちに分かったことですが、テレビのプラグがささっていたコンセントに埃がたまったことでトラッキング現象が起こり、それがコンセントに覆いかぶさるように吊ってあったカーテンに引火したのが原因でした。

壁に取り付けてあったエアコンは、熱で溶けて原型をとどめていませんし、畳と天井は広範囲にわたって焼けた跡が付いています。見る限り、家が全焼していてもおかしくない状況なのにボヤで済んだのは不幸中の幸いでした。

偶然とは思えないほど付いている

消防と警察の調査で分かったことですが、第一発見者は隣に住む母親と同年代のおばさんで、初期消火をしてくれたのは消防団員の方でした。

その日は、わりと穏やかな気候であったため、隣のおばさんが私の実家の前で日向ぼっこをしていたそうです。その時、家の窓(コンセントのある部分)が一瞬明るく光ったと思ったら、一瞬で壁一面に炎が立ち上がるのを目の当たりにし、驚いたおばさんは大声で「火事や!」と叫ぶと、たまたま通りかかった男性が、窓の一部を突き破りすぐ横に設置してあった消火器で消し止めてくれたそうです。

出火から消火までの時間は数分だったそうで、発見から消火までのタイミングが数秒違ったら全焼どころか隣家へ延焼も免れなかったのは間違いありません。

この一連の状況を整理してみると、とても偶然とは思えないものが見えてきます。

  1. 出火元が窓ガラス越しに見える場所であった
  2. 出火時にたまたま隣のおばさんが日向ぼっこをしていた
  3. 日向ぼっこの場所がたまたま私の実家の前であった
  4. たまたまコンセントから出火した瞬間からカーテンに燃え移るまでを目撃
  5. 見た光景が恐ろしかったのか、ためらうこともなく「火事だ!」と叫んだ
  6. そこに通りかかったのが、たまたま消防団員で初期消火の訓練を受けていた
  7. 実家の外壁(出火元と1mと離れていない場所)に町内会の消火器が設置してあった
  8. 出火元(コンセント)の横の窓は掃き出しになっていて簡単に突き破ることができたため初期消火に時間が掛からなかった

何故このようなありえない偶然が重なったのか。これには、思い当たる節があります。

それは「集合的無意識」です。

集合的無意識

集合的無意識(Collective unconscious)とは、分析心理学者C.Gユングが提唱した「無意識」に関する概念です。

人間には、「意識」と「無意識」があるのは何となく理解できると思いますが、その無意識には「個人的無意識」と「集合的無意識」があるというのです。

「個人的無意識」は個人的な体験によって植え付けられる潜在意識に対して、「集合的無意識」は遺伝子レベルで存在しているもので、国籍を問わず人間には共通(共有)する意識が存在するそうです。

つまり、人間は無意識のレベルでつながっていて共通の認識があるということです。(詳しくは『元型論(げんけいろん)』C.G.ユング(著)に書かれています)

では、「集合的無意識」と偶然が重なり合って火事を未然に防いだこととどういう関係があるのかということですが、それには実家に隣接して祀られている「地蔵尊」が大きく関係していると思っています。

地蔵尊と集合的無意識

明治生まれだった祖母の話しによると、実家の隣に祀ってある地蔵尊は町内会の人々を守っているので大切にしなければいけないらしく、8月の地蔵盆には祖母が筆頭で「御詠歌」を上げていました。

不思議なことですが、遠い昔の町内会では病人が絶えないのは「お地蔵さん」の祀る場所が悪いと思っていたようで、現在の場所に落ち着くまで、町内のあちらこちらに移動させていたそうです。

この地蔵尊が現在の場所に移ったのは100年以上も前で、それから町内で病人が出ることもなくなったというのが当時の町内会の共通認識でした。

この話しは、生きていたら100歳を優に超えている祖母から聞いた話しで、現在住んでいる人たちのほとんどが知りませんが、遺伝子レベルで何かを感じ取っているように思えます。

今でも毎年8月の地蔵盆(地蔵菩薩の縁日)が行われていて、熱心に町内会の子供をはじめとする無病息災を願っているのがその証しです。

この話しで概ね見当が付いたと思いますが、この町内会が受け継いできた有難い地蔵尊の存在こそが、ユングの提唱する「集合的無意識」の一部であると思っていて、実家の火事を消し止めたのは、まさに地蔵尊を守るという町内会の「集合的無意識」が作り出した偶然ではないでしょうか。

この「集合的無意識」は人類共通のものではありませんが、町内会という集団が共有する「無意識」だと思います。

近年、近所付き合いが薄れてきているようですが、家族・町内会・友人など小規模なコミュニティーは思っている以上に大切しなければならないのではないでしょうか。

まとめ

今回は実体験を元に「テレパシー」と「集合的意識」を科学的根拠に基づいて考察してみました。信じるか信じないかは別として、人と人は目に見えない意識同士がつながっていて互いに影響を与えているのは科学的にも証明されている事実です。

普段は感じることができませんが、睡眠時のように脳がニュートラルの状態の時や、ありえない出来事に出くわし思考が完全に停止したときに、突如としてそれを感じることがあります。

よく思い出してみて下さい。私のようにはっきりと「何かの力が働いている」と実感できないまでも、何となく「何かがおかしい」と感じた出来事はあるはずです。

しかし、近年インターネットや人工知能(AI)の発達とともにその機能も失われつつあるような気がします。そう思うと、人間が人間らしく生きられるのもあとわずかの時間なのかも知れません。