京都、東福寺のもみじ!2021年10月29日(金)の様子です。
正面に見えるのが通天橋(つうてんきょう)で、参観者が5人程度と少なく、もみじは部分的に色づき始めてきています。今年はもみじの葉がとても奇麗なので紅葉が楽しみです。
今日の参観者
今日は、臥雲橋(がうんきょう)に誰もいません。この橋は、地元民の生活道路なので無料で通行できます。橋の中央から通天橋が正面に見えるので、紅葉が最高潮の時期は人であふれかえります。
臥雲橋(がうんきょう)に訪れた参観者は、正面の通天橋と、その周辺のもみじの紅葉の美しさに魅了されます。下には洗玉澗(せんぎょくかん)という渓谷があり、立ち止まって紅葉をみている足元の臥雲橋は京都府指定の重要文化財でもあり、「東福寺三名橋」の一つなんですよ。
通天橋の入り口も、今日は人がいません。↓↓
今年の見頃は、11月中頃~11月末と予想しています。
- 11月7日(日):紅葉率20~30%
- 11月14日(日):紅葉率40~50%
- 11月21日(日)~23日(勤労感謝の日):紅葉率80%~100%
- 11月28日(日):もみじが散り始めて、残りが50%~70%
- 12月:今年は何とか中旬までは見られそうな予感
※ 去年(2020年)は、強風のため11月21日には散り始め、12月にはなくなりました。
紅葉の様子は来週あたりに最新情報を掲載しますが、東福寺の魅力は紅葉シーズンでなくても魅力が満載です。
2019年6月のG20大阪サミットの際には、この東福寺で世界のファーストレディーたちが隠密で昼食会。6月の新緑の季節も魅力があるのが分かりますよね。
せっかくなので、東福寺の紹介をしておきますね!
東福寺三名橋
主要伽藍(しゅようがらん)の北側には洗玉澗(せんぎょくかん)という渓谷があり、下流から臥雲橋、通天橋、偃月橋(えんげつきょう)の順番で木造橋廊が架かっています。この三つの橋が「東福寺三名橋」と呼ばれている橋です。
京都の紅葉スポットとして有名なのは通天橋で、多くの人が名前も知らずに通行しているのが臥雲橋でしょう。そして、偃月橋は日本百名橋に選出されるほどの有名な橋なので、東福寺に訪れた折りには是非見学してもらいたいところです。
臥雲橋から見た、洗玉澗と通天橋↓↓下に渓谷が見えます。
大人600円(子供300円)の拝観料を払って通天橋に入ると、渓谷の近くまで行くことが出来ます。
東福寺山門
今日の三門。蓮池越しに撮影しました。↓↓すごい迫力です。
特別公開中なので、上に上がれます。
この木造建築は、芸術作品ですね!木組みが実に美しい↓↓
去年の記事に三門と、法堂(本堂)を紹介しています。↓↓
東福寺のイブキ
法堂(本堂)と三門の間にある、高さ16.5mの古樹が「東福寺のイブキ」で京都市登録天然記念物です。1780年に発行された「都名所図会」に「唐木」として描かれて、開山国師とのゆかりも深く歴史上重要なものです。
この木が「東福寺のイブキ」と知らない頃から、境内に入るといつもこの木に引き寄せられていました。法堂の石段に腰を掛けて、この木を見ていると何かを語りかけてくるような不思議な力を感じます。
そういえば、この場所で考えてひらめいた事で特許を取ったのを思い出しました。パワースポット(パワーツリー)ですよね!