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今回は、「稲荷山の新しい観光名所になるかも知れない」と勝手に思っている、野生のネコが集まる「梶亭」という茶店を紹介します。
野生のネコといっても、人なれしすぎたネコたちはペットのようなもので、この場所は囲いのない自然のネコカフェ」のような所です。
伏見稲荷大社といえば千本鳥居が有名で、そこを通り抜けて稲荷山に登るのが一般的な観光ルートですが、今回紹介するところは、裏参道から山頂に向かう途中の「梶亭」という茶店です。
ここ、梶亭にはネコ好きの店主がいるようで、営業中はネコの写真をはった看板が立っています。今日は、夕方になってしまったので、ネコの写真はありませんでしたが、玄関周りにネコの餌が置かれていていました。
ネコの餌を買って裏道から稲荷山へ向かう
ネコちゃんに会いに行くときは、いつも近くのコンビニで餌を買います。いつも同じだと飽きてしまうのではと思い、今日は人が食べる「乾燥イワシ」という酒の肴を買いました。
「乾燥イワシ」をポケットに入れて、地元民だけが知っている裏道を通って稲荷山を登ります。
この山道は、参道を通らずに稲荷山に登るルートで、このほかにも複数の道があります。観光客が来ることは滅多になく、ひとけのない山道ですが、目的の茶店まで10分もかからずに到着します。
山道を歩いておおよそ5分で朱色の鳥居がみえてきます。
ネコのお出迎え
稲荷山の裏参道に着くと、すぐさま「にゃ~にゃ~」とネコが足元に絡みついてきます。まるで、来るのが分かっているようです。
早速、イワシをあげると「もっと欲しい!」といった感じで、離れようとはしません。そこからは、出迎えてくれたネコと茶店「梶亭」の前まで一緒です。
茶店「梶亭」のネコたち
いつもは5~6匹、多い日は10匹以上のネコたちがいるのですが、今日は茶店の方が餌を与えた直後のようで、3匹だけで、お腹も空いていないようでした。
ここで待っていたのは、少し強面のネコと、恥ずかしがり屋の子ネコです。
ここに集まるネコたちは人なれしていて、通りかかる観光客を参道で待っています。
ネコも人好みするようで、気に入った人だと足元に絡みついて「にゃ~にゃ~」と鳴いて餌をねだります。なかにはゴロンと寝てお腹を見せるネコもいて、通りかかる人たちの写真モデルになっています。
まとめ
今回は、稲荷山にある自然の「ネコカフェ?」を紹介しました。神秘的な千本鳥居も見逃せませんが、稲荷山からの帰りは裏参道を通って立ち寄ってみるのもいいのではないでしょうか。
自然のなかで「ネコとじゃれあう」ひと時は、日頃のストレスが軽減され穏やかな気分になれます。
アクセス
住所:〒612-0805 京都府京都市伏見区深草開土口町