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お金の奴隷にならないために

誰もが「お金が欲しい」と思っているのに、「カネもうけ」の話しを表に出すとネガティブにとられてしまいます。

「お金の奴隷にならない」ためには「カネもうけ」がネガティブなものでは無い事を理解して何時でも「現状からおさらば」出来るお金を持つことです。

「カネもうけ」というワードは、株式投資や不動産投資など資金があれば「不労所得」が得られる。不当な利益を上げる商売。汗水たらして働きもしないで利益を得ているといった印象があります。

マイホーム購入のため、銀行でお金を借りるのは当たり前。銀行のカードローンで借入しても罪悪感はないが、消費者金融で借りるのは悪い印象を受けるのではないでしょうか。

同じ借金をしても借りる理由や借入先で、捉え方が随分と違います。銀行と消費者金融には利息に違いはありますが、有名な消費者金融の親会社は銀行で、同じ金融会社だということを知らない人もいます。

勤めている会社も営利企業で、なんらかの商売で「カネもうけ」をしています。証券会社では投資、銀行は融資などを行っており従業員は利益のために汗水たらしているのです。

このようなことは誰もが分かっているのに、見ない様にするのが常識とされているようです。

常識の概念を変える

私たちが常識と思っていることのほとんどが、何者かによる洗脳です。

常識とは、人の集団意識の中にあり、人と同じことをしていると安心します。そして、人と同じことをしている人は、多くの人と同じ人生の結末を迎えることになるのです。

学校を卒業して会社に勤める。そこそこの給料がもらえるようになれば結婚してマイホームをもつ。親もやっと一人前になってくれたと安心する。大変良い事ですね。

給料は永久に入って来ないと分かっているのに、家族のために自動車やマイホームのローンを組む。財産になると思うかも知れませんが、ローンの返済が終わるまでは負債で、銀行から見ればお金を生む資産です。そして、自動車も家屋も年数とともに資産価値は下がります。

何十年もの間、借金の返済を毎月しなければならなくなります。これは収入を途切れさせられないことになり、会社から離れることができない状態になる事を意味し、「お金の奴隷」の始まりです。

自身が置かれている状況を考えずに、一般にいわれている常識に従うと、一生「お金の奴隷」「社畜」になる可能性があります。

常識は自分以外の人達が作った意識なので、自分の意識と切り離して考えること、すなわち「自分の常識を持つ」ことです。

お金の奴隷にならないための心得

前述のとおり、会社も「カネもうけ」をしています。「カネもうけ」は悪い事ではありません。より多く給料がもらえる会社に転職する行為も「カネもうけ」がしたいといった考えもあるはずです。

会社によっては副業禁止。能力があれば給料が上がってもおかしくないのに会社では一律同じ。本業に支障が出ないのなら、個人の能力で「カネもうけ」は悪い事ではありません。それどころか副業は学びになり本業のスキルアップにもなります。(パートのような時間労働ではスキルアップになりません)

銀行に貯金していてもインフレになれば資産価値は下がります。近年では海外がインフレになり輸入している食品も価格が上昇しています。給料は上がらないのに物価が上がる。これらを考えると「投資」がネガティブといってはいられません。

「お金の奴隷にならない」とは「逃げられる体制を作る」ことです。

逃げられる体制

  • マイホーム等の購入は売れば利益が出ることを前提に検討
  • 金融リテラシーを上げて、経済に追従できる投資(貯蓄)
  • 副業は利益を上げるとともに自己投資(スキル向上)
  • 起業、転職は常に考えておく

コロナにオリンピック、日本の財政が悪化しているのは間違いありません。物価と消費税があがるのは間違いありません。

銀行や不動産会社は資産になるといいマイホームの購入を促します。金融関係会社や投資会社は資産形成のためにとファンドを勧める。これらは企業の「カネもうけ」なので、自身で見分けられるだけのリテラシーを上げる必要があります。

会社も生き残りをかけて「カネもうけ」が重要になってくるので、能力の低い従業員の面倒を見る余裕はなくなってきます。

自分の身は自分で守る。視点を変えて、よく考えて下さい。