PR
言語切り替え

悩んでいるヒマがあるなら考えろ!

あした雨が降ったらどうしよう。明日は上司に小言を言われるだろうな!私が好きなあの人は私の事をどう思っているのか?

なんて、人はいつも何かを心配して、それに悩まされているのではないでしょうか。

「悩むことには意味がない。悩みたくない!」と思うけれど、ついつい考えてしまうのが人間。

でも、悩みの正体を知りコントロールする方法を訓練をすれば随分と楽になれます。

悩みの正体は何

悩みとは、「答えが出ない」事を考えることで、心配事で悩んでいると起こりもしない最悪の事態まで考えてしまい、どんどん深みにハマります。

悩みの正体が「答えの出ない」事を考えているのであれば、「考えない様にする」で解決するのですが、ついつい考えないと思うと考えてしまうのも人間。

Worried person

自分の影響範囲を理解する

そもそも、自分の力で解決できない事をやろうとすることが「悩み」の原因になるのです。

例えば、世界で起こっている「新型コロナの影響による経済問題」を何とかしなければと悩む、一般人はいないと思います。

これは、問題が大きすぎて自分では何の力にもなれないと、諦めているのではないでしょうか。
(※ 大きな事も個々の行動で改善することになります。)

これと同様に、身近で起こっていることでも自分が解決(決定)できるものもあれば、出来ないものもある事を理解するのです。

例えば、自分が好意を持っている人の心の中(考え)はその人が決めることだし、仕事における決裁も立場によって決められる範囲が違います。(仕事の原則は権限と責任は等しくなければならない。)

これが物事における自分が決められない事(影響を与えることが出来ない範囲)なので、悩んでも無駄と言うことです。

人の悩みは、それぞれ違いますが影響範囲をよく理解して頭の中を整理すれば、解決策は見えてきます。

マインドセットを整える

影響範囲を理解すれば、悩みは無駄だと気付かれたと思います。

でも、自分が影響を及ぼせないならと諦めるのではありません。

今まで悩んでいたことで自分が出来ること(影響を与える)は何か考えるのです。

そう、「悩まないで、考える」のです。

恋愛も仕事も人間関係、相手の気持ちはコントロールはできませんが、「どうしたら喜んでもらえるか?どうしたら貢献出来るのか?」前向きに考えることです。

この様にマインドをセットすれば解決と言いたいところですが、人間の気持ちはそう単純にできていません。

悩んでいると感じたらリセットする

一つの問題を30分以上真剣に考えても結論が出ないときは、考えているようで悩んでいる可能性が高いと思います。(こんな場合はリセットするのです)

気持ちのリセットは重要なので、短時間ですべてを忘れられることをするのをお勧めします。

一日に数分で良いので、自分を見つめる時間を作って「悩んでいるのか、前向きな考えで取り組んでいるのか」と自問自答してください。

こうして悩んでいる自分を察知できるようになれば、徐々に悩みななくなります。

「悩む」と「考える」は似ているようでまったく違います。

「悩む」=結論が出ない。

「考える」=結論が出る(たとえ失敗でも、また考えれば進歩する)