日本では、新型コロナウィルスの影響で倒産している企業が744件(2020年11月27日)に達している。
提供元:㈱帝国データーバンク
日本政府や都道府県が賢明に対策・支援しても経済の悪化は止められない。国の借金は増えるばかりになっている。今後の財政はどうなっていくのか。今、生き残っている企業の将来は大丈夫なのだろうか。
不安が一杯あり個人消費は落ち込んでいる。
こんな中、企業も必死に今後の生き残りにしのぎを削っているが、手の打ちようが無くなってきている。
こうなると当然、経費節減。手っ取り早いのは人員削減だが日本の社会では、正社員をリストラするのはハードルが高い。残る手段は残業カットやボーナスのカットだ。
会社の経費節減は従業員の所得のカットと考えられる。一方で社則で副業を禁止などと矛盾した規則が存在したりする。
最近の調査では、副業を認める企業が30%程度ですが、今後はもっと増えると思う。
ある日、突然に会社からは限られた給与しか支給できないので、副業をしてください。なんて言われたらどうするか。考えておくべきだ。
何を副業にするか
真面目で大人しく、会社の言われたままに仕事をしてきた人は戸惑うことになるだろう。
今からでも遅くない、気付いたときから始めるべきだ。
私の知り合いに寿退職をした女性がいる。彼女は現役時代、営業の傍らCADを使い簡単な図面を書いていたこともあり、退職後は子育てをしながら時間に捕らわれずに在籍していた会社から仕事をもらいCADオペレーターのアルバイトをしている。
自由な時間の使い方をして、収入は在籍していた頃と変わらないそうだ。
こんな働き方、なかなかいい。
副業の種類
副業(仕事)には大きく分けて、時間をさいて何処かで働くパートやアルバイトのようなものも有れば、先ほど紹介した特殊技術を習得した人が技術を売る仕事や投資のように自由な時間を使ってできる仕事がある。
パートやアルバイトは決まった時間に出向いて行かなければならない事にくわえ一定時間拘束される。また時間単価が低いのでおすすめではない。
資金があれば投資を副業にするのは良い考えだが、大した資金が無い場合は長期投資で貯蓄の代わりにするのがベスト。
お勧めは、何か自分にしかできない仕事(技術)を売ること。これには下積みはいるが続けることで益々、腕が上がり独立も夢ではない。
技術の磨き方
技術をいかに身に着けるか。これは今やっている仕事で誰でもが身に付きます。
仕事で技術的な仕事をしてなくても、事務職でもやることはいくらでもある。心がけ次第だと思う。
一例だが、事務職で「衛生管理者」や「防火管理者」の人が他の企業からの依頼を受けて書類の作成などを請け負っている人や経理事務の仕事を請け負っている人もいる。
もっと言えば、仕事以外に自信が勉強すればパソコンを使ってプログラミングをしたりデザインをしたりと趣味の延長上で収入を得ることもできる。
自分の身は自分で守る
日本人の平均所得は30年間上がっていない。(参考記事:「経済大国日本」を復活さすのは私たちだ‼)
企業に依存していては生きていけない。自分を磨くこと。
日本の経済は、これからが大変。
年齢も性別も関係ない。毎日、少しでも進んでいくことが自分を守る事になると信じて疑わない。