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京都高島屋C.C.「T8(ティーエイト)」にオープンした「SHARE LOUNGE」を見学してきましたのでその様子を紹介します。
「SHARE LOUNGE」は2023年10月の高島屋C.C.の開店の際に蔦屋書店が京都初出店となるワークスペースで6階にあります。
あくまでシェアラウンジなのでシェアオフィスのような個室はありませんので、機密を要する仕事やWeb会議には向いていませんが、静かで落ち着いた雰囲気なので集中して仕事をするにはとても良い環境です。
また、ソフトドリンクやスナックが自由に楽しめたり購入前の本を無料で読めたりできるサービスがあるので買い物のついでにカフェ代わりとしても利用できます。
SHARE LOUNGE
「SHARE LOUNGE」は京都高島屋(T8)6階の奥にあり、手前には工芸・ライフスタイルやアートウォール、文具、ギャラリーなどのスペースで芸術性の高い空間になっています。
「SHARE LOUNGE」の席は約120で、1名席・2名席・4名席・ミーティングルーム2か所とドリンクコーナーがあります。
ドリンク飲み放題とスナックが自由に楽しめるドリンクコーナーでは、京都の小川珈琲の豆を使用したコーヒーや聖護院八つ橋のお菓子、進々堂のパンなどをはじめ、様々なスナックが並べてあります。
これだけあって60分1,540円で利用できるならカフェの代わりに利用しても値打ちがあります。
利用プラン
○シェアラウンジ利用料(2024年2月現在の料金)
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ソフトドリンクプラン |
アルコールプラン |
キッズプラン |
60分 |
1,540円 |
1,980円 |
550円 |
延長30分 |
770円 |
990円 |
275円 |
1日利用 |
4,620円 |
― |
1,650円 |
○ミーティングルーム利用料
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個室(8名までのROOM) |
個室(6名までのROOM) |
60分 |
9,240円 |
6,160円 |
延長30分 |
4,620円 |
3,080円 |
営業時間は8:00から22:00で、上記の表以外にもいくつかの利用プランがあります。利用料金は変動することがあるので現在の料金は蔦屋のWebサイトを確認してください➡TSUTAYA「SHARE LOUNGE」
無料アメニティー
- 高速Wifi
- 電源
- 充電器
- モニター:PCモニターが借りられます
- 雑誌:購入前の本を3冊まで持ち込んで読むことができます
- フリードリンク、フリースナック&ブレッド
京都高島屋(T8)「SHARE LOUNGE」のメリットとデメリット
今回見学した日時は平日の午前中でしたので利用者が少なくほとんどが空席でした。そんな中、Web会議をしている方がいらっしゃったのですが、室内が静かなため声がよく聞こえていました。
個室がなくても、一時的に使える「フォンブース」があればWeb会議や電話が快適に使えるのですが、このシェアラウンジにはミーティングルーム以外に個室がないため少し残念に思います。
これ以外にデメリットというものはなく、全体的にお洒落で落ち着ける空間だと思います。
メリット
- 立地がオフィス街の近くである
- 交通の便利がいい
- 取引先とのアクセスが便利
- 百貨店の中にある
- 出入りがしやすいため気軽に利用できる
- 必要なものは何でもすぐに手に入る(買い物)
- 食事場所に困らない
- 買い物帰りの休憩所になる(カフェの代わり)
- SHARE LOUNGEのサービスと雰囲気
- アートと本に囲まれたお洒落な空間で落ち着ける
- PCミニターが借りられるので効率よく仕事ができる
- 購入前の本を持ち込めるので落ち着いて本の内容が吟味できる
- フリーのドリンクやスナックのサービスはカフェに比べてコストパフォーマンスが良い
デメリット
- ミーティングルーム以外に個室がない(低い壁で仕切られたブースはある)
- 機密を要する仕事をするのは難しい
- Web会議や電話などで大きな声が出しづらい
都心部の駅にはコイン式の「フォンブース」もある時代ですから、このデメリットは「フォンブース」があれば解決できると思います。
まとめ
2023年10月にオープンした京都高島屋(T8)「SHARE LOUNGE」を見学して気づいたことを記事にしました。
今回の記事をまとめると、さすがに高島屋と蔦屋が共同で作り上げたラウンジだけに百貨店とのアクセスが良く全体的にお洒落で落ち着ける空間になっています。またフリーのドリンクやスナックのサービスはコストパフォーマンスがよく買い物のついでにカフェ代わりに利用できるといったメリットがあります。
強いて言えば、Web会議や電話が快適に使える個室(フォンブースなど)がないことが残念なとことろです。