大切なクライアントの接待、どうされていますか? 食事の場所や二次会のセットなど、結構大変ですよね。
食事の場所は比較的に決めやすいのですが、二次会で飲みに行くとなれば、行きつけのお店がないと困ります。飛び込みという手もありますが、席数や予算などを心配しなければならないのでオススメできません。
この記事では、行きつけのお店を持たない私がしている、とっておきのお店の見つけかたを教えます。
二次会のお店選びと予約
食事はさておき、二次会の飲み屋(クラブ・バー等)についてお話しします。友人、知人に紹介してもらうこともなく、インターネットや広告も使いません。やることはクライアントを接待するまでに一日だけ、飲み屋街をうろつくのです。
一人でお店探しを兼ねて飲みに行くのではありません。飲まずに店を探し、予算を決めて予約するのですが、店をのぞいたりしません。やることはカッコよくスマートに「ナンパ」です。
飲み屋街で「ママ」をナンパする
ナンパで大事なクライアントを接待する飲み屋を決めるのは、大丈夫かと不安に思うかも知れませんが、この方法は、クライアントも飲み屋も満足する方法なのです。
ここからは少し怪しそうなお話しになりますが、最後まで読んで下さいね。
夜の飲み屋街、時間は夜の9時頃。着物を着た小奇麗な年配の女性がターゲットです。
- ホステスの居る飲み屋の開店時間は夜の8時が多いので、9時頃に歩いている女性は「ママ」の確立が高い
- 着物を小奇麗に着こなしている女性は「ママ」の確立が高く、店の品位も悪くない(品位はきっちりと見分けましょう)
これだと思ったターゲットに躊躇なく紳士的にアタックします。
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こんばんは!少し時間をお借りしてもよろしいですか?
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はい!どうされました?
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お見受けしたところ、この近くのお店のママさんですか?
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ええそうですけど?
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実は来週の○○曜日にお客様と一緒に飲みに行くお店を探しているのですけど、ママのお店は一元でも大丈夫ですか?
このように、きっかけを作って話しを進めて行きます。スーツを着こなし、紳士的に話しをすると相手は「ノー」とは言いません。むしろ新しいお客さまが増えると思うため、ウェルカムとなるはずです。
ここからが交渉です。交渉のポイントは「入れる人数、予算」は必須で、ホステスの数など、遠慮なく聞いておかないと後でトラブルの基になります。
- 店の広さとクライアントが座れるだけの充分な席数(必須)
- 予算の交渉(必須。予算に合わない場合は次を当たりましょう)
- 店の場所と名前、電話番号(必須)
- ホステスが居るのか?数は?など
ここまで話が進むと、ほとんどのママは名刺をくれますが、自分の名刺は出しません。
お店が信用できるのか気になるところですが、こちらから仕掛けた会話なので、ほぼ問題はありません。それでも不安な場合は、後で店に出入りする客を観察するのが良いでしょう。(向こうから声を掛けてくる相手は要注意です。絶対に相手にしてはいけません。色仕掛けでくる相手は詐欺の店だと覚えておきましょう)
今までの経験では、「お店を覗いて見ますか?」と誘われることもありましたが、余計な経費が掛かるので、行かないことにしています。(不安なら覗いてみるのもありです)
経験豊富なビジネスパーソンなら、紳士的に毅然と会話することで、大抵の事は分かるはずです。
接待当日
クライアントと食事中に二次会の相談、行くことに決まれば席の確認のため、電話で予約を入れます。電話を入れておけば、新規のお客のために満席でもなんとかしてくれます。
店に入ると私はママの客ということになり、ホステスの対応も違ってきます。ママは約束通り本当に来てくれたと喜びます。このようにお店が対応してくれたらクライアントも居心地がいいものです。これに加え、料金が予算内に収まるなど、すべて丸く収まります。
注意点
私の場合、ママとの会話で概ね状況がつかめますが、遊んだことのない人には少しハードルが高いかも知れません。
心配なら多少の経費がいりますが、クライアントを招待する前にお店を覗いておくのが確実です。お店を覗くのは、クライアントを招待するための下見ですから、店の「お客さま」にならないように気をつけましょう。
効果は抜群ですが、自己責任でお願いします。