”(THISIS)SHIZEN”は京都のオフィス街で見つけた異空間です。自然豊かな店舗の雰囲気と中庭が調和していて街中にいることを忘れてしまいそうです。たくさんの植物を置いているためか、空気が浄化されてリフレッシュできます。
建築家「隈 研吾」の監修により、2020年6月にリニューアルオープンした「新風館」の一角にあるショップ”(THISIS)SHIZEN”を紹介します。
”(THISIS)SHIZEN”(ディス イズ シゼン)
(THISIS)SHIZEN(ディス イズ シゼン)は、日本の自然のありがたみを提供するショップで、「Nature, Craft, Art」をコンセプトに、自然農法にこだわった「植物・お茶・お酒」とArtを展開されています。
店舗ディレクションは、「園芸・造園家」で「ランドエスケープのデザイン設計」などもされている「斎藤 太一」さんで、店内中央に設置された巨大なオブジェは、彫刻家「名和 晃平」さんの作品で、お二人とも業界ではとても有名な方です。
店内のど真ん中に据えられた巨大なオブジェと、中庭にある円盤を重ねたようなオブジェは「名和 晃平」さんの作品で、斬新ながらも自然と調和しています。
店内の植物はすべて生きていて、大きな木には根っこまでついています。枝には空気中の水分で育つ「エアープランツ」が並べてあり、自然にみえて不思議な感じがします。
スタッフのお話では新鮮な感覚を損なわないために、定期的に植物の配置を変えるように工夫をしているそうです。また、展示してある植物は販売もしているとのことでした。
自然農法にこだわった「植物・お茶・お酒」
店内にテーブル席はなく、カウンターのみで椅子はありません。立ち飲み、立ち食いで、自然のなかを歩きながら頂くといった新しいスタイルです。
こだわりぬいたメニュー
どれも自然農法で作られた原料から生まれた「お酒・スイーツ・おつまみ」はここでしか味わえないものばかりです。
こだわりの日本酒
京都伏見に酒蔵をもつ「澤屋まつもと」さん(松本酒造)とのコラボレーションの”(THISIS)SHIZEN”(ディス イズ シゼン)は、こだわりの日本酒(純米酒)で、ショップ名と同じ名前になっています。
松本酒造といえば、京都伏見の高瀬川沿いの酒蔵が、経済産業省の近代化産業遺産に認定された趣のある建物です。そして、看板商品の「澤屋まつもと 純米酒 守破離」がとても有名です。
スタッフの方にすすめられ
こだわりの純米酒”(THISIS)SHIZEN”を試飲させて頂きました。
「これは旨いな~」
詳細は不明ですが、50%精米歩合の純米大吟醸を感じさせます。ワインのような芳醇な香りと、まったりと深みがある味が特長的でした。
限定200本で完売すれば終わりだそうです。ネット販売もしていなく、ここに来なければ手に入りません。
「もう~、これは買うにきまっているでしょう!」
一流がコラボすれば、こんなになる!
”(THISIS)SHIZEN”は、一流のデザイナー、一流の彫刻家、一流の酒造、・・・の一流!
ここは、一流のコラボレーションで感動しました。
新風館には、このほかもこだわりのショップがありそうなので、散策すると楽しめそうな気がします。
京都に来るなら”Ace Hotel Kyoto”
建築家「隈研吾」とLAのデザインチーム「commune」がコラボレーションした”Ace Hotel Kyoto”、洗練されたインテリアが魅力的です。
京都に住んでいても、一度は宿泊してみたいホテルです。
詳細はこちらの記事で紹介しています➡新風館 “Ace Hotel Kyoto”|建築家「隈研吾」とLAデザインチーム「commune」のコラボレーション