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琉球王国のシンボル・首里城

沖縄の那覇空港を降りるとレンタカーかタクシーで移動するほか方法がなかったのですが、近年ではモノレールも開通して交通の便が良くなったと思います。
しかし、その反面では景色が沖縄らしさがなくなってきて寂しく感じています。

残念ながら2019年10月に首里城が火災にあいました。先月でちょうど1年になるといったニュースで2015年に首里城を散策に行った事を思いだいました。
火災事故前の首里城、写真で紹介します。

首里城を紹介

首里城に向かう途中で見つけた植物が珍しい。ガジュマルの木の一種だろうか?「ちがう⁇」
ガジュマルの木は辺戸岬(へどみさき)近くに位置するやんばる国立公園が有名です。
映画「アバター」に出てくる「魂の木」のようで神秘的ですよ。

ガジュマルの木は幸せを呼びこむと言われていて、伝説によると樹木には火の精霊キジムナー(赤い髪の小柄な少年)が宿るそうです。

首里城には沢山の門がある

守礼門(しゅれいもん)
別名:首里門(しゅりもん)
上の綾門(いいのあやじょう)
1958年に復元

首里城の門と言えば守礼門。知っている人は多い。

守礼とは「礼節を守る」の意味があります。

園比屋武御嶽石門
(そのひゃんうたきいしもん)
1957年(昭和32)復元

国指定重要文化財
2000年に世界遺産に登録

琉球石灰岩で造られた礼拝所で、国王が外出するときに安全祈願をしたとされています。

歓会門(かんかいもん)
別名:あまえ御門(あまえうじょう)
1974年に復元

第一の門

外郭城郭(がいかくじょうかく)に入る第一の正門で、歓会とは歓迎を意味しているそうです。

 

瑞泉門(ずいせんもん)
別名:ひかわ御門(うじょう)
1992年に復元

第二の門

門の手前に龍桶(りゅうひ)と呼ばれる湧き水があるため、瑞泉と名付けられたそうです。

 

漏刻門(ろうこくもん)
別名:かご居せ御門(うじょう)

第三の門

漏刻とは中国語で「水時計」という意味で、門の上の櫓(やぐら)に水槽を設置し、水が漏れる量で時間を計ったといわれています。

 

広福門(こうふくもん)
別名:長御門(ながうじょう)
1992年に復元

第四の門

広福とは「福を行き渡らせる」という意味で、神社仏閣を管理する「寺社座(じしゃざ)」と、士族の争いを調停する「大与座(おおくみざ)」という役所があったそうです。

久慶門(きゅうけいもん)
別名:ほこり御門(うじょう)
1983年に復元

通用門で主に女性が利用していたそうです。

正殿

正殿は琉球独自の木造建築で装飾された龍柱は類例がありません。
また、正殿内でみられる遺構と石積みなどの遺跡群は、世界遺産に登録されている。

龍柱

御差床(うさすか)

首里城からの景色

首里城から見る街の景色、近代化が進み沖縄らしさが少しなくなった様にかんじます。
ゆっくり見て回り、一周で約1時間半程度でした。

首里城にしかない野趣に富んだ独特の雰囲気、焼失したのは本当に残念です。

沖縄の友人

沖縄にお住まいの私の友人の話で、台風が自宅を隣の家があった場所まで移動させたことがあったらしく、台風が去った翌朝、玄関を出ようと扉を開けると景色が違う事があったそうです。
そんなこともあり今は、鉄筋コンクリートの住宅に住んでいらっしゃいます。

沖縄に行くときは何時も空港まで迎えに来てもらい、日中は移動のための自家用車をお借りして、家族がお住まいのお宅に宿泊までさせていただいてます。
ご無沙汰している友人ですが、コロナが収束したらマグロを釣りに行く約束をしています。

今回、紹介した首里城も5年前、友人に案内してもらい散策してきました。