京都一条戻り橋|春風に揺れる「河津桜」

2022年3月12日(土)。気温20.9℃と今年初めての20℃超えの陽気です。

春風に誘われ外に出る。行先を決めずに歩いていると、温かい風と太陽の光が心地よく五感を満たしてくれる。そして何気ない普段の風景も、いつもと違ってみえる。「気分爽快!」とはこの事ですね。

一条戻り橋で早くも桜の花が咲いている!

一条戻り橋

京都上京区の一条戻り橋では早くも桜の花が咲いていました。「こんなに早く咲く桜はなんという品種だろう」と考えながら、一足早い春を楽しんでいると、たまたま取材に来られていた新聞記者の方に「河津桜」と教えて頂きました。そして、今年は例年に比べて開花が遅いそうです。

昼の取材で夕刻には記事になっている(京都新聞)
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河津桜

河津桜とは、日本固有種の「大島桜」と「寒緋桜」の自然交雑から生まれた日本原産の桜で、静岡県賀茂郡河津町田中の飯田勝美氏が1955年に河津川沿いの雑草の中で1mほどの原木を偶然発見し、庭先に植えたのが由来だそうで原木の河津桜は今も現存しています。

京都で見られる河津桜

  • 淀水路(伏見区)※京都で最も人気のあるところ
  • 淀城(伏見区)
  • 一条戻り橋(上京区)
  • 三条大橋西詰(中京区)
  • 東寺(南区)
  • 知恩院前(東山区)
  • 車折神社(右京区)
  • 清涼寺(左京区)
  • 京都府立植物園(左京区)
  • 宇治市植物公園(宇治市)

おわりに

河津桜は2月から開花しはじめ、3月下旬までと長期間見頃が続きます。

淀水路の河津桜は有名で人気のスポットですが、意外にも京都市内にでも多くの河津桜があるようです。

これから春本番、日本には河津桜だけでなく600種類以上の桜があります。種類によって形や色、開花時期が異なる桜。季節を五感で感じてみてはいかがでしょうか。

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