「我が鶏屋人生に悔いはなし」と語る自称『珍名おじさん』
地元の人達から愛され続けた鶏肉店『鳥寿』が、今年(2020年)の10月12日をもって閉店されることになりました。
「今まで、本当に美味しい鶏料理をありがとう御座いました」そして、いつも仲の良いご夫婦にお会いできた事に感謝します。
閉店を惜しむ常連客から店主に届いた感謝のメッセージを自慢げに見せて、「ワシも、みんなに感謝してる。ここまで頑張れたのも、お客さんのお陰や」と、やり切った感。
「涙が出るわ」と笑っている店主がカッコイイ。
店主が語る人生観
仕事は何か一つに打ち込むのがいい。還暦まで続けてこれたのは『感謝』の気持ちを持ちづづけた事と『自営の特権』やで。自営にはサラリーマンには無い大事な事がわかるで。
『自営』は『自己管理』が大変や。辛い日もあるけどやり続けなあかん。健康も自己管理やしな。『鳥寿』店主
『たった一度の人生や、自分の思うこと事を存分にしなはれ。けど感謝を忘れたらあかんで』
重みのある言葉を頂きました。
今日でお別れの鶏料理
同店は全国的に『冷麺』で有名な『中華のサカイ』に下処理した鶏肉や鶏ガラの卸しも行っているような陰に隠れた名店です。
これから、京都で一番美味しい『鶏』が食べられなくなるのは残念!
それに、鶏料理のレシピもこれから教えてもらえなくなると思うと寂しい!
そういえば、店主の口癖「タレは調味料やないで!鶏その物の味がなかったらあかん。量を作らんと味がでいへんのや」というのを思い出した。
今日は、『鶏のモモ焼』『鶏かわの串』『ちゃんこミンチ』を頂くことにしました。
お疲れさまでした。ご夫婦の健康をお祈りします。