これから”WordPress”を立ち上げ方を説明するために、疑似的に”lechic produce”というサイトを作りました。
サイトを作っていくプロセスを順次紹介するので、これからブログを始められる方は参考にして頂ければ幸いです。
まず初めに、どんなサイトにしたいのか?
サイトの目的を考えてみます。
最初に目的を明確にしておかないと、ただの日記になってしまって人に読んでもらえる記事ではなく個人の記録になってしまします。
このブロブは個人の何でもない記録から初めているので、人に読んで頂けるようになるまで時間が掛かってしまいました。
もちろん個人の記録が悪いわけではありませんが、最初に目的を明確にすると、より早い段階で多くの人に読んで頂くことができるので、モチベーションが上がり継続しやすくなります。
ブログの最大の魅力は、新しい事を学び自身が成長できるところにあります。
サイト立ち上げで決定べき項目
ブログには、メインテーマを絞ずに複数のテーマ・ジャンルの記事を掲載する「雑記ブログ」と、一つのテーマに特化した記事を掲載する「特化ブログ」があります。
「特化ブログ」は専門性を要求されます。専門性のある職業の人や、趣味で人より優れた知識が必要なので、初めてブログサイトを立ち上げる人は、どんなことでも記事に出来る「雑記ブログ」がお勧めです。
ブログは育てていくもので、記事を投稿しているうちに当初のテーマと違ってきます。しかし最初にある程度の目的を決めておかないと支離滅裂になってしまうので、テーマを決めて記事のカテゴリーは決めておきます。
最初から明確な目的をもってサイト計画をしたいところですが、途中で変更が出来る柔軟性のあるサイトを構築するのが最善の方法です。
サイトコンセプトとテーマ
説明用に作った”lechic produce”は建築をテーマにした「特化ブロブ」を前提にしていますが、「建築」以外のテーマでも「雑記ブロブ」でもサイトの作り方の基本は同じなので、テーマや記事のカテゴリーは独自で定めて下さい。
以下がテーマを建築と仮定した「コンセプト」と「テーマ」です。
固定ページと記事のカテゴリー
“WordPress”には「固定ページ」と「投稿ページ」があらかじめ用意されています。「固定ページ」は一度書いてて投稿してしまえばメッタに変更しない事柄を記載するページで、サイトの「トップページ(ホームページ)」・「プロフィール」・「プライバシーポリシー」・「お問い合わせ」などを書きます。
日々、書く記事は「投稿ページ」で作成し投稿(更新)するので、どんどんと数が増えていきます。何に付いて書いているのか仕分けしないと、日付順に投稿した日記になってしまい、他人には読み辛い記事になります。
投稿する記事には表題(記事の題名)と、何に付いて書いている記事なのか分かる「カテゴリー」を付けます。「カテゴリー」は記事の分類を明確にすると同時に、「トップページ(ホームページ)」や「サイトマップ」などサイトを見やすくするために使うので、必須になります。
記事が増えると、「カテゴリー名」変更したくなったり、「カテゴリー」を追加したくなったりします。このよなことを想定して初期段階のカテゴリーを設定します。
以上が固定ページに掲載する項目と「カテゴリー」の概略です。
ページの「カラム」や「サイトマップ」に付いては「ワイヤーフレーム設計」で解説しますが、下記のことは予め決めた方がスムーズにサイト制作が出来ます。
プロフィール
初めてサイトを訪れたひとは、記事を読むと同時にプロフィールを必ず読みます。プロフィールは第一印象なので記事よりも大切だと覚えておきましょう。
プロフィールを「本名」にするのか「ハンドルネーム」にするのかは最初に決定しなければなりません。
実名顔出しは、ブランディング効果と集客効果に優れていますが、本人が特定できるためにデメリットもあります。
一方でハンドルネームにした場合は、理想の自分になれるので自由なブランディングが可能になります。
起業してホームページを作るのなら「実名」が必須ですが、ブログはいつでも「実名」に変更出来るので「ハンドルネーム」でも問題はありません。