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イギリス留学記録|人生観が変わった初めての海外

いよいよ海外留学の日。朝から父に連れられて先祖のお墓をお参りして「行ってきます」と挨拶。すぐさま、スポーツクラブにある大浴場に入浴してから学校に向かいました。海外では大浴場がないだろうと父親の配慮だったと思います。

学校に集合してから同級生たちと観光バスに乗り込んで関西国際空港に向かい出発。同級生の家族も学校に集まり私たちを見送る。観光バスに乗り込んで窓越しに家族の顔をみて「暫く会えない!」と少し悲しくなったのを覚えています。

殆どの家族は学校での見送りが済めば帰ってしまうのですが、私の家族は空港まで自家用車で見送りに来てくれたので嬉しくなりました。

空港では、先生の話しを聞きながら色々と手続きをしなければならないので「寂しい」気持ちは無くなっていました。

長いフライト時間。「今からパリへ行く!いよいよ搭乗です!」。飛行機には小さい頃に乗ったらしいのですが記憶に無いので初めてのフライト。


パリに到着

留学先はイギリスですが、その前にフランスに立ち寄り2日間の旅行です。

パリの街に入った瞬間、見るものすべてが新鮮で目新しく外国に来たのだと実感しました。日本の雰囲気とは随分と違い、建造物の壁の色合い彫刻のような装飾に驚かされました。そして建物の大きさと芸術性の高さに感動しました。

凱旋門(パリ)
サクレ・クール寺院(モンマルトルの丘)

すべてが初めての経験、些細なことでも感動してしまします。これが海外旅行の醍醐味ですね。^^

ベルサイユ宮殿

ベルサイユ宮殿の中庭はとてつもなく広く、幾何学的な模様になった植え込みと池。なんと広くて綺麗なのだろう。ルイ14世の時代、この地で貴族たちはどんな生活をいていたのだろうと考えるとロマンを感じます。

美しいくデザインされた門、廊下のシャンデリアに彫刻、部屋の中には豪華な装飾が施されたベットがあります。どんな人が住んでいたのだろうと想像しながら、あまりの広さと美しさに時間を忘れてしまいます。

もっと見たいと思いましたが、全部見るには時間が足りません。

 

ルーブル美術館

ルーブル美術館の中庭(ナポレオン広場)には、ガラスで出来た三つの小さなピラミッドと中央に大きなピラミッド、地下に入ると逆さピラミッドが天井からつり下がっている。スケールが大きいと驚くばかりです。

ルーブルといえば”レオナルド・ダ・ヴィンチ”の「モナリザ」。これだけは本物を見ようと中を歩き回り探し当てましたが「モナリザ」の周りには人が多くて近づくのに苦労しました。

本物の「モナリザ」は展示している建物が大きいためか想像していたより小さく感じました。他に印象に残っているのは彫刻の「サモトラケのニケ」「ミロのヴィーナス」が非常に大きかったことです。

エッフェル塔

エッフェル塔のエレベーターに乗り第三展望台から、セーヌ川、シャン・ドマルス公園、凱旋門、ルーブル博物館…..とパリを一望しました。

感動的だったのは、エッフェル塔のライトアップの瞬間で、今でも鮮明に記憶に残っています。日没すぐの空はまだ薄青いとき、突然にキラキラと派手に光を帯びるエッフェル塔に同級生たちは大騒ぎでした。

ライトアップの瞬間、同級生たちの歓声!
(スケールの大きさと美しさに感動)


ノートルダム大聖堂

日本では教会に行ったこともありますが「ノートルダム大聖堂」は規模も装飾もまったく違います。中に入ると神聖な空気で身が引き締まるような感覚。天井の高さも空のようでステンドグラスの輝きが別世界を感じさせてくれます。

まだ9月で気温もそれなりに高いはずなのに少し肌寒く感じ、人々の声が大聖堂の中を響かせていました。

2019年4月の火災で尖塔が焼けて崩落、木造部分がほぼ全焼したのは残念です。現在、修復中らしいのですがコロナの影響で工事が中断して難航しているようです。また、元の大聖堂が見たく思っています。

セーヌ川クルーズ

セーヌ川クルーズでは、パリで最も美しいといわれる「アレキサンドル3世橋」、「エッフェル塔」、「ノートルダム寺院」などを見て回りました。

エッフェル塔の展望台から見る景色と違い、橋に施された彫刻や装飾が印象的でした。

アレキサンドル3世橋
ノートルダム大聖堂

 

橋の彫刻

エッフェル塔

橋脚にたてられた彫刻の像

フランスでの出来事

フランスでは同級生と一緒に行動していたので英語を話す機会はあまりありませんでした。現地のレストランでは分からないなりにフランス語で注文していました。お土産は見た目が良くて安いものをさがしていたので英語が通じるお店ではありませんでした(笑)

観光スポット付近では、観光客目当ての押し売りをしている人が数人いました。同級生の中には、突然ミサンガを腕に付けられ、高い値段で買わされた人がいたそうです。

フランスに限らず、海外は観光客目当ての「スリ」や「押し売り」が多いようです。店の外で値段が分からないものを売っている人には、できる限り関わらないように注意しましょう。