真っ暗な川の中州で人の声がするので、”iphone12″のカメラを向けてシャッターを切ってみた。映るはずはないと思ったのですが、撮れている。「すごい!」鮮明ではありませんが、人がいるのが分かります。
距離が100メートル以上あったのでズームで撮影。人の詳細までは認識できませんが、周りの建物や水面に反射した光が奇麗に撮れています。
“iphone12″はシャッタースピードを自動で調整するようで、この写真でシャッターを切ってから2秒程度してから「カシャ」という音。普通のカメラでもシャッタースピードが2秒ともなると三脚が無ければ手振れが防げないのですが、思ったほどのブレはありません。
この後、何枚か試し撮りをしてみたのですが、近くの被写体なら、少しの明かりがあれば奇麗に撮れるようです。シャッタースピードが遅くても手振れしないのが驚きです。どのような技術が分かりませんが、通常のカメラに付いている手振れ防止機能ではないようです。
シャッターを切った時の被写体を記憶してから画像を処理しているように感じました。それならシャッタースピードの調整は必要ないのではと考えると「わからん!」です。
【交差点の夜景】
繁華街の交差点ではない、一般的な交差点
ライトの乱反射が気になるが鮮明に映っている
【街灯一つだけの道路脇】
川の土手で樹木が植わっている所から右側は肉眼で見えないほど暗い
これも街灯の乱反射があるが、真っ暗の所と明るい所の両方が撮れている
【街中で見る月】
メイッパイのズームアップのため画像は粗いが手前のビルはそれなり
【暗い場所での月】
足元が見えないほどの暗い場所から月を撮影
月だけでなく星まで映っている
“iphone12″は夜景だけではなく、広角の機能もあるようです。
【六角堂の本殿】
多少の歪みはあるようですが、広角レンズとしては問題なさそう
今のデジタルカメラの性能は知りませんが、少し前のコンパクトカメラなら”iphone12″のカメラの方が優れているのではないでしょうか。
“iphone12″と”iphone12 Pro”
“iPhone12″と”iPhone12 Pro”は搭載されるカメラの数が違います。iPhone 12は超広角と広角のデュアルカメラなのに対して、iPhone 12 Proは望遠が加わったトリプルカメラです。
超広角と広角は”iPhone12″も”iPhone12 Pro”も同じ性能です。
- 超広角カメラは35mm判換算で13mm相当で、120°の広範囲を撮影できるスマートフォンでは最大の広角機能。
- 7枚構成のレンズで、明るさがf1.8からf1.6と明るい。
- シャッタースピードを落として暗い場所でもきれいに撮れるナイトモード対応。
- 望遠カメラは35mm判換算で52mm相当、広角カメラを基準にして2倍の望遠。
- レーザー光で対象物までの距離を測定する「LiDARスキャナ」を装備。