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テレビは思考を停止させる

子供の頃親から「テレビばかり見ているとバカになる。」「食事の時間はテレビを消しなさい。」と言われていましたが、これは本当です。

今では逆に親が一日中テレビを見ているのか?点けっ放しです。

テレビは人の注意を引くようにつくられている

民放テレビの主な収入源はCM枠を企業に買ってもらうことで発生する広告収入です。

CM枠を高く買ってもらうためには視聴率の高い番組を制作しなければなりません。その為に人気俳優の出演、人気作家の脚本、・・・。と力を注ぎます。

広告を打つ企業は広告代理店などに依頼して短時間でインパクトのあるCMを作成します。

このように、多くの企業がメディアのプロフェショナルを使って注意を引くように制作されているので、いくら意思の強い人でも無視することはできません。

テレビに洗脳される

こんなにも注意を引くテレビの影響力は絶大です。それゆえ国の許可が必要で運営の基準は厳しいものがあります。

視聴者もメディアに慣れてきていることもあり業界はいかに印象付けるか思考錯誤しています。

同じCMを何回でも頻繁に流す。同じ言葉を繰り返すなど観ている人の記憶に深く刻もうと作られています。

何でもない事でも「これは重要」と何度でも聞かされると「重要だ」と思うようになってきます。
解っていても中毒になっていませんか。

テレビの点けっ放しは認知症を誘発する

テレビはどんな番組でも常時何らかの言葉を発信しています。これを1日中集中して視聴するのはWebセミナーを1日中受けているのと同じようなもので、普通の人はつらくなるはずです。

高齢者がテレビを点けるのは暇と寂しさからだと思いますが、一方的に情報(言葉)を発信するテレビに対しては何の反応も必要がないため、ほとんど観ていませんし言葉を聞くこともなく居眠りしています。

この状態を続けると「テレビが発する音声」と「私たちが話しかける言葉」に区別がつかなくなります。それに音声を異常に大きくする傾向もあるので通常会話の音声が聞こえなくなります。このように負の相乗効果で会話が成り立たなくなることが認知症を誘発させる原因の一つになります。

テレビとの付き合い方

テレビは災害時の緊急速報を初め重要な情報をもたらしてくれる重要なものですが、テレビ局も利益を上げなければ存続できない企業です。それゆえ、あの手この手と人の意識に入り込む工夫もしています。

昨今、メディアが発達して便利になった反面、新聞や本を読まなくなってきています。
テレビの視聴は時間を決めて、今まで何気なくテレビを観ていた時間を、文字を読む時間に変えてみてはいかがでしょうか。