庭のモミジの足元に御覧のようなキノコが発生しました。
前日庭を掃除した時には無かったのですが、翌朝にとても大きなキノコが生えていました。キノコの成長はこんなに早いものなのかと、驚いたのと同時に「旨そう」食べられるのかなぁ? と少し危険な衝動にかられました。
笠の直径が20センチほどの大きなキノコで、香りはまったくありません。こんな大きなキノコが実際に生えているのを見たのは初めてでしたので、触っても大丈夫なのか・・・?
SNSでこのキノコの写真を掲載して、「このキノコ、食べられますか?触っても大丈夫ですか?」と投稿したところ「いいね!」を頂きました。(笑)「いいね!」ではなく質問に対する回答が欲しいのですが・・・。
キノコの正体
NSNに投稿してもキノコの正体がわからなかったので、グーグル検索で似たようなキノコの写真を探して、見つけたのが「ナラタケ」「アカチャツエタケ」「ドクササコ」でした。多分このいずれかのようです。
- ナラタケ:美味しく食べられますが、菌糸束が樹木の根の、弱ったり傷ついた場所に接触すると、そこから侵入し樹木を弱らせ、やがて本体に取り付いて樹木を枯らしてしまうらしい。
- アカチャツエタケ:和名は「赤茶杖茸」。いろいろと調べましたが、珍しい種類なのか情報がありません。分かったことは、食毒不明とのことでした。
- ドクササコ:専門家の中でも「最恐のキノコ」と恐れられている毒キノコ。
ナラタケなら食べられるようですが、庭の植木が枯れるかもしれない。アカチャツエタケは正体不明。ドクササコの場合は、ヤバそう!!
天気は曇りでしたが、雨が続いたせいで湿度が高い。そんな庭でキノコとスマホ(グーグル検索)をにらめっこした結果。私の見解は「ドクササコ」だと断定。
ドクササコ
ドクササコが「最恐のキノコ」と恐れられている理由は、食べてもすぐに症状が現れないことにあるようです。症状がでるのが2日から7日後のため、大丈夫だと思って食べすぎる危険性があります。
初期症状は「手足の腫れ、痺れ、痛み」で、一週間を過ぎた頃から、手足が動かせないほどの本格的な痛みに襲われて、一か月以上も続くそうです。
触っても大丈夫のようですが気持ち悪いので、とりあえず放置することにしました。
次の日、一晩で生えたキノコが一晩で死滅しました。
雨続きで曇り空だったので「ドクササコ」が一晩で大きく成長し、天気が良くなった翌日の紫外線にあたり殺菌されたようですね。
これまでなったら安心なので、ゴミバサミで摘まんで捨てました。
環境(気候の条件)が揃えば短時間で、こんなに大きくキノコが成長することを初めて知りました。夏休みの自由研究のような2日間でした。
その後も定期的に「ドクササコ」と思われるキノコが大量に発生し、2年後の10月には「サルノコシカケ」が発生しました。こちらの記事➡庭のモミジに突然現れたサルノコシカケ!漢方薬になるのか?