ギシギシときしむキーボード。キーキャップを外して「ビックリ!」埃がいっぱい。

キーを打てば「ギシ、ギシ!」ときしむ音。叩いたはずの「キー」が反応してないキーボード!キーキャップを外してビックリ!

汚い!バイ菌だらけでは?

これを見たら新品が欲しくなり電気屋さんに直行。有線の方がレスポンスが良いのに、最近は無線式が主流になっていて気に入るキーボードがない。

パソコンを入れ替えても長年使っていたキーボードは愛着があり、それなりに自分の癖が付いているようです。

仕方なしに、キーキャップを外した所だけを掃除してみると、「まぁ、まぁ、奇麗になるやん」

ということで、キーキャップ全部を取り外して掃除することにしました。

この手のキーキャップは指で外せる。掃除に使ったアイテムは「綿棒」と「ウェットティッシュ」。簡単に掃除が出来たので、元通りにキーキャップを取り付けました。

「完了!」と喜んでいたのですが、使ってみると以前より「ギシ、ギシ!」ときしむと同時に引っ掛かる。

キーボードのメンテナンス

本体のキースイッチの周りを囲んでいる四角いボックスと、キーキャップの差し込み部分。樹脂同士に引っ掛かりがあるようです。

ウェットティッシュのアルコールが原因かもしれませんね。

ここで考えたのが「シリコン」なら滑りが良くなる。早速、ホームセンターに「シリコンスプレー」を買いに。樹脂に使用しても大丈夫か確認して購入。

これ!300円程度で売ってます。

キーキャップを全部外して、メンテナンス開始。

シリコンスプレーには、細いノズルが付いているのでキーキャップの裏側の四角い部分と、本体側の四角い部分に綿棒で塗り付けます。

キーキャップ(小)

キーキャップ(大)

本体側

「エンターキー」や「スペースキー」には、圧力を全体に分散させるための金具が付いているので、金具周辺も満遍なくシリコンを塗ります。

シリコンを塗り付けたキーキャップを1個ずつ取り付けながら、滑り具合をチェック。

エンターキー

滑りをチェック

作業途中

後はキーキャップを全部取り付けて、キー配列を確認すれば完成です。20年以上使っていたキーボードが甦りました。

早速、この記事を書いています。初めのうちは少し引っ掛かりがありましたが、シリコンが馴染んできたのか、徐々に滑りが良くなってきています。

気になる「キー」は、小指で叩く「z」で、どうしてもキーキャップの角を叩いてしまうので、引っ掛かった感じがします。多分、タイピングが悪のでしょうね。

「キーボード」の中には想像以上の埃が溜まっています。時折、メンテナンスを兼ねて掃除するのが良いでしょう。そして、滑りの悪いキーキャップは「シリコンスプレー」がお勧めです。

新しいものを買うより、自分の癖が付いた「キーボード」。末永く使えそうです。

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