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大学を卒業して本当に良かったと思える人と、そうでない人

みんなが行くから自分も大学に行く。そんな人、結構多いですよね。

有名私立大学を卒業した20代の男の子に今の生活を尋ねてみると、「まぁ~、大変」。

親元を離れて一人暮らし、家賃が5万円、光熱費が1万円、携帯電話が1万円。

それに加えて大学時代に借り入れた「奨学金400万円」の返済が5万円。

給料は20万ほどでも手取りは15万円程度、ボーナスも期待できません。

通勤するのにスーツや靴、食費も当然いります。

給料の3分の1も返済しなければならないのに、本当に大学を卒業する必要があるのだろうか。

教育は大切だが、目的が無いのなら大学に行く必要はないと思う。

大学に行かなくても勉強はできます。

Kyoto University

高卒から外科医になった男の子

18歳で社会人になった彼は、勤勉で理系に関係することが好きだったのを覚えています。

26歳の誕生日を迎えると同時に「医者になります」と言って突然退社。

この時、すでに国立大学の医学部の入学が決まっていました。

それから約10年の月日を経て、今は外科医になっている。

裕福でない家庭に生まれた彼は、親にも相談することが出来ず、やむなく就職。

でも「医者になりたい」という夢が捨てきれず、仕事をしながら昼休みも勉強。

解らない事は理解するまで、何でも質問してくる変わった子でした。

「目的」を持ち「達成」するためには人目も気にせずに一直線。

時折、思い出しては自分に「喝」を入れています。

高卒でロンドンに住んでいる女の子

出会った当時、彼女は18歳でまだまだ可愛い子供でした。

浮気をしているのかと思われるほど仲がよく、自宅にも遊びに来てもらったことがあります。

「一人で電車に乗れるのかな?」と思えるほど弱々しい彼女ですが、英会話が得意で海外に移住したいと常々つぶやいていました。

そんな彼女が就職した目的は、外国に行く旅費のためで、20歳で退社。

旅費がやっとの「お金」しか持っていなかった彼女は、現地でアルバイトをしながら勉強。

暫くして、届いたメールに「私、ケンブリッジ大学に行くことになった」と書いてあったのに仰天。

今は、イギリス人の男性と結婚して子供がいるそうです。

彼女も「外科医」になった彼と同様に自分の夢をかなえています。

自分のやりたい事をやりたいようにする

目的を持って生きるのは大切です。周りの人に流されて同じことをするのは自分の人生ではないと思います。

入学するのは難しいけれど、卒業はさほどでもない日本の大学制度。

学生(お客)を集めるためにキャンパスにお金を掛けて、まるでリゾートホテルのような大学もあります。

「お金」がない人には「奨学金」のいう名の借金。金融業者を喜ばしているだけで、後が大変です。

社会に出る前から借金(奨学金)、マイナススタート。

昨今、「企業の倒産」「リストラ」何でもありの時代です。

前述のような経済的に「目一杯」では何かあれば生きていけません。

あなたにとって「大学」とは何でしょうか?本当に必要なものでしょうか?

自分の将来、よく考えて決めてください。

そして本当に困ったときは家族に相談することが一番の解決策であることを忘れないでほしい。

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