年末年始の休みに名刺を数えると、5千枚を超えていた。
社会に出るまでは仲間(友達)がいっぱい出来たのに、仕事では利害があるためか、1年で100人の人と出会ったのに本当の仲間には巡り合えない。
それどころか仕事のスキルが上がるにつれて孤立していく。
何とも悲しい事です。
私が立ち上げた大きな新事業のせいか、ワンマンな社長も私の言う事だけは聞く。
若い人たちには優しく親切だが、部長クラスには手厳しい私。
若い人達は寄ってくるが、役職者には敬遠される。
大きな「お金」を動かす私に擦り寄って来る人達の目的は・・・・。
完全に冷めてしまった私、このままでは成長が止まる。
強烈に寂しい。
自分の人生を生きる
今年の3月に退職を決めたのも、他人の人生を生きている様な気がしたため。
もっと他に「やりたい事」があったはず。
会社を辞めると決めた時から心に落ち着きができたのか、家族が和やかになってきた。
今まで、「鬱陶しい親父」だったのだろう。
本当の幸せは「家族」や「仲間」と愛情をもって生きること。
年は取っても体は元気「あれもやりたい、これもやりたい」好奇心一杯。
自分は何でも知っていると思っていたが、子供達と話しをしている「まだまだ知らないことだらけ」と時代の変化に気づかされている。
絆が強く愛情いっぱいの家族なのに今まで気づかなかったダメな私。今は世界で一番幸せだと思っている。
やっと時間を手に入れた
お世話になった人達に退職の挨拶をしていると、仕事の誘いが沢山ある。
いろんな企業や人に認められるのは大変に喜ばしい事だが、再就職(転職)は考えたくない。
せっかく手に入れた自由、退職する意味がない。
これから起業してみる
建築士の私が、今すぐにでも個人事業を始めるのは簡単。だが、それだけでは面白くない。
以前から子供達と一緒に企業する夢を実現させてみようと思う。
ゲームプログラマーと建築士の息子で何をするか?
まだ成熟していないが、若い子供達の可能性は無限にある。
考えるだけでも「わくわく」してくる。
疎遠だった仲間
多忙のせいで疎遠になっていた仲間たち。
最近は、SNSで繋がりが復活してきている。
やっと、本来の自分が取り戻せたような「ちょっと、いい気分」
新しい仲間も増えてきそうな予感。