本当の誕生日は1月なのですが、ちょっと遅れて母親の誕生日をしてあげました。
寝ながらテレビを見るのが日課の母親。「何か美味しいものが食べたい」が口癖。
体を動かさないからお腹が減らないのは当たりまえで、食欲は無いけれど「何か美味しいもの」と思うのがお年寄り。
時々、うなぎ屋で「うな重」を買ってきてあげるのですが、飽きたみたい。
今日はスーパーで母親の大好物の蟹を見つけたので「誕生日にしてあげよう」と買って帰りました。
季節はずれのスーパーの蟹、「値段のわりには、まぁまあぁ」。
お年寄りが食べやすいように調理してみました。
足の身は取り出し易いように、二つに割る。
身の少ない足の先は、みそ汁の「だし」に。
（結構、いい出汁が取れました）
これで、蟹一杯を余すところなく調理。
久しぶりに美味しそうに食事をする母親の笑顔が見られました。
一度に食べきれないので、半分は今日の夕食になりました。
90歳にもなれば、体は動かないが口は動く。付き合うのも大変ですが、まだトイレには自分で行けるので助かっています。
何とか自分でトイレに行けるように元気でいてくれたらいいと祈っています。