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京都、伏見桃山で親友とランチ

親友といっても、前々職場の元上司で18歳の時から私を叩き上げてくれた尊敬している人物。何時頃からか相手も私を認めてくれるようになり、今では親友として付き合っている。

2人で会うのは半年ぶりで、いつも伏見桃山の「鳥せい本店」で酒を酌み交わす。

お誘いがあったのは先月で、毎年夏になると行われるイベント「鳥せい本店のビール祭りに来ないか?」という事でした。

「コロナまん延防止等重点措置」が解除される見込みだったのですが、約束の当日は「まん防」が再発令で飲食店でのアルコール販売は中止。

飲めないのは残念ですが「募る話し」もあるので、ランチに行くことにした。

伏見桃山

市営地下鉄で「桃山御陵前」まで電車に乗る。雨の中、線路に沿って走る電車、運転席の真後ろから見る景色が懐かしい、まるで童心に帰ったような気分。

駅を出ると親友から電話が掛かってくる。待ち合わせの場所は「鳥せい本店」の前。伏見の酒蔵でもある「鳥せい」、お酒が飲めなくても満席。

ゆっくりと話しが出来なさそうなので、目的地を変更。

咲蔵(さくら)でランチ

お洒落で落ち着いた雰囲気の「咲蔵」。咲く花と書いて「さくら」と読ますこの店は、「鳥せい」のグループ店。場所は、桃山商店街から竜馬通り(近くに寺田屋があるので、坂本竜馬の名前がついた小道)を少し南に下がったところ。

「咲蔵」は鉄板串焼き、創作料理の洋風居酒屋で、ゆったりとした気分で料理が楽しめる。店内のカウンター後ろには有名酒蔵の一升瓶が並べてあるのだが、ここも「まん防」の規制で酒が飲めない。

今日は客も少なく、私たち以外に1グループだけ。

女子のお食事会のような酒なしのランチも乙なもので、落ち着いて食事が味わえる。オーダーは友人お勧めの「かつとじ定食」。かつとじをメインに、サラダとライスに吸い物付。サービスでデザートのプリン。

「かつとじ」が少し変わっていて、カツを玉子でとじてあるのだが、ベースのデミグラソースがフランス料理を思わせる。

ランチで「かつとじ」は美味しいけれど、日本酒には合わない。日本酒を飲むときは串焼きがいいです。

前菜の「サラダ」

メインの「かつとじ」

吸い物

デザートの「プリン」

「咲蔵」は女性に人気があり、ゆっくりと会話をしながら料理と酒が楽しめます。去年の秋に夫婦できたことがあり、妻が喜んでいたことを思い出した。

家族のお土産は「鳥せい」の料理

ランチの帰りに友人が「チョット寄りたい所がある」と付き合わされたのが、待ち合わせ場所の「鳥せい本店」。

友人の後を付いて店内に入ると、私の家族への「土産の折り」が用意されていた。

粋な心遣いに感謝して、頂いたお土産を家の持ち帰ると妻も実母も昼食が済んでいたので、子供たちの夕食にまわすことにした。

温かいまま持ち帰ったのに、夕食まで置いておくと味が落ちると思ったのですが、冷えても美味しく頂けました。

お土産

鶏めし弁当

 

やきとり



友人との会話、2人の思い

2人が会うと仕事の話しになってしまう。友人は個人事業を始めて20年ほど、私は2人の母親の介護のためもあり、今年の3月に会社を辞めている。

「これからどうするつもり?仕事をするなら一部上場企業でも紹介出来る」と心配してくれるのだが、老人介護のために会社を辞めている私の状況を理解して「仕事の実力はあるのに、もったいないけど仕方がないね」と労ってくれる。

彼も私も、ある程度の認知度がある「企業名」と「資本」があれば、年間で数億円程度の利益を上げることは簡単。しかし自分より能力が劣る経営者の下では働きたくないというのが2人の共通点。

仕事をするのなら尊敬できる人物と一緒、もしくは今まで経験のない事が学べる事なら給料が無くても良いくらいに思っている。困難な事ほどやるきが出る。要するに挑戦するのが好きなんでしょうね。

今まで1人で毎年、数億円の粗利を生み出してきたので経営層は私の言いなり。たが、喜ぶのは強欲な経営者だけで従業員は一律均等。こんな状況である事を従業員が知る余地もない。まったく「バカバカしい」限りです。

先日も昔しの取引先から顧問を引き受けて欲しいと連絡があったのだが、介護生活では無理だという事で断った。介護をしながら自宅で出来る仕事「ゼロイチ」を生み出そうとしている。

介護が落ち着いたら、友人とともに仕事ができるのを楽しみにしている。その時は私たちが育て来た後輩も協力するといってくれているのは力強い。

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