自宅で母親の介護をしているより、会社に行って仕事をしている方が、ずっと楽だと思う今日この頃。
体が不自由な母親は、横になりテレビを観ているかと思いきや、眠ってしまっている。テレビを消すと、目を覚まし「見てたのに!」と怒り出す。
食事の支度をして
「ごはんですよ!」
「お美味しいものが食べたい!」
作った料理に手を付けない。暫くすると、お腹が減ったのか買い置きしてあったドーナツを食べ始める。
「ご飯を食べないと、栄養不足になるよ」
「栄養を食べてる!」
ご飯を食べずにドーナツを食べてる。
まったく栄養の意味を分かっていない。
「何が食べたい?」
「美味しいもの」
「食べに行く?」
・・・・・!?
「お肉?お魚?」
「お肉は口の中に入れたらとけるようなやつ!お魚は骨のないやつ!」
こんな会話で1時間以上かかる。本当に疲れますよ!
車に乗せて回転ずしを食べに行く
母親の食べたいものを聞いていても、埒が明かないので回転ずしを食べに行くことにした。出かける準備をして車に乗せるまで1時間。いや、ほんと時間が掛かる。
回転すし店に到着したが店舗が2階、母親は階段を登れないのでエレベーターを使うことにしたが、これが身障者用なので遅い。
食事に出かけようと話しを始めてから約3時間、ようやく到着。
母親が食べるものは「茶碗蒸し」と貝とイカ・タコ、たまにタイも食べる。一人で二貫が食べられないので、一貫は私が食べる。
何時ものメニューにない「ぼたん海老」と「北海道産つぶ貝」。つぶ貝は磯の香りが強く、歯ごたえがしっかりしていたので、母親には合わなかったようです。
この回転すし屋の醤油容器は、上の部分を押さないと醤油が出ない仕組みになっていて、母親の指の力では醤油が出てこない。
食べさせるのも一苦労で、これだけしか食べないのに1時間ほどかかる。またまた時間が掛かりましたが、母親が嬉しそうだったので、良しとします。
年を取ると、体も不自由になるし頭の回転も悪くなる。そのうち歩けなくなり認知になるのは、仕方が無いのだろうか?
老人介護の難しいところ
老人は、当然のように家族に甘えます。厳しくし過ぎると虐められていると思うだろうし、優しく扱うと何もしなくなり、どんどんと体が弱ります。さじ加減が難しいところです。
健康のために必要なのは「食事」「睡眠」「運動」なのは当たり前なのですが、老人の場合は自己管理できないところに問題があります。
1.食事の問題
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- 量が食べられない
- 味付けの薄いものは美味しく感じられない
- 暇なので、間食(お菓子)が多い
- 病院で処方される薬の量が多い(すべての薬を飲んでいると体に悪影響を与える事があり注意が必要。また薬の量が多くなると、それだけで満腹になる)
2.睡眠の問題
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- 昼寝が多い(昼寝自体に問題はないが、テレビを観ながら寝るなど中途半端な寝方が睡眠の質を下げている)
- 睡眠の時間を家族と合わそうとして、時間が不規則になっている
- 外に出る事が少ないので体内時計が狂う(太陽の光を浴びることで体内時計がリセットされる)
- シッカリ寝た感じがしないので睡眠薬など薬に頼る
3.運動の問題
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- 年を取れば運動は無理だと自分で決め込んでいる(少しだけ歩くなど、無理をしない程度の運動を毎日続ける)
- 立つ、座る、昼寝のどれもが中途半端(姿勢を正しく、昼寝でも寝るときは寝る姿勢。動作にメリハリをつける)
介護は個人の性格もあり本当に難しい。これが出来たら、会社組織での人間関係やクライアントとの信頼関係を築くことも苦でなくなると思います。
介護は修行ですね!